緊急事態宣言は解除されましたが、まだまだ収束の気配が見えない新型コロナウイルスの猛威。このさなかで、どうやら恋する女性たちの状況・環境にも変化が生じているようです。
総合恋愛情報サイト「愛カツ」が、恋愛結婚学研究所と共同で「新型コロナウイルスが恋愛事情にどのように影響したのか」を、女性読者にアンケート調査を行いました。
外出自粛が要請される前と後でどんな変化が起きたのか、気になる内容を早速チェックしてみましょう。
外出自粛要請前、半数の女性が気にせずデートを楽しんでいた
愛カツの女性読者578人に「(緊急事態宣言が出る前)新型コロナウイルスが恋愛事情に影響を及ぼしましたか?」と質問したところ、1位は「なにも変化はない」(154人・全体の26.6%)、2位は「好きは人とは、これまでと変わらず外に遊びに行っている」(121人・全体の20.9%)となりました。
また、3位は「SkypeやLINEビデオなどでオンラインデートをしている」(105人・全体の18.2%)、4位は「好きな人とは、お互いの家だけで会っている」(83人・全体の14.4%)となっています。
女性の半数は好きな人とのデートをいままでと変わらず楽しみ、女性の3人に1人は不特定多数の人たちがいるような場所に外出することを避け、オンラインデートやお互いの家で過ごすようにして楽しんでいたようです。
続いて468人に「(外出自粛が要請されたあと)新型コロナウイルスが恋愛事情に影響を及ぼしましたか?」と聞いたところ、1位は「SkypeやLINEビデオ通話などでオンラインデートをしている」(119人・全体の25.4%)、2位は「なにも変化はない」(112人・全体の23.9%)、3位は「好きは人とは、お互いの家だけで会っている」(103人・全体の22.0%)と、変化が起こりました。
また「SkypeやLINEビデオなどでオンラインデートをしている」と「好きな人とは、お互いの家だけで会っている」を合わせた結果は、222人で全体の47.4%となっています。
不特定多数の人たちがいるような場所に外出することは避ける女性が半数までに増え、オンラインデートやお互いの家で過ごすことで、好きな人とのデートを楽しむようになっているようですね。
また、それぞれの結果を比較してみると、新型コロナウィルスを気にせず外でのデートを楽しんでいた女性も、お互いの家だけで会ったりオンラインデートを楽しむような行動に変化したことがわかります。
いまや、4人に1人の女性がオンラインデートを楽しむように。外で会うことができないなかで、2人の仲をつなぐ策として選ばれているようですね。
また、特定の単語がGoogleでどれだけ検索されているかを見ることができるツール「Google Trends」でも、3月末ごろから「オンラインデート」を検索する人が急激に増えていることがわかる結果に。
オンラインデートで使われるようなZoom、Skype、FaceTimeなどのツールについても、Google Trendsを見ると、オンラインデートと同じようなタイミングで増加しています。
オンラインデートやその関連サービスの注目度が外出自粛をきっかけに上がってきていること、そして今後はオンラインデートのみならず、オンライン合コンやオンライン婚活などの新しいサービスが多数生まれるという予想もあるのだとか。
新型コロナウイルスの発生をきっかけに、恋活・婚活業界に大きな変化をもたらす一年になると見られている2020年。直接、実際に合うことが難しいというこの状況が一層「会いたい」という気持ちに火をつけるのも間違いないといえます。
「オンラインだけでは物足りない!」という方々に、どのようなアイディアのあるツールが提供されていくのか、これからに期待が高まりますね。