豊かな発酵文化を誇る京都で生まれた発酵食品の中から編集部がとっておきの逸品をご紹介します。毎日の食事をもっと美味しく、ヘルシーに。免疫力アップを目指しましょう!
醸造に2年かかる幻のお酢「富士酢」
飯尾醸造@宮津市
明治26年創業以来、「純米富士酢」は飯尾醸造の看板商品です。富士酢は苗づくりから熟成までトータルで2年弱、手間暇惜しまず作られた逸品なんですよ~!
原料の米作りから、酒造り、酢造りを自社設備で一貫してやっているのは日本でもここだけ。酢の主原料は水と米。自然豊かな山から湧き出る伏流水と、自社の棚田と近所の契約農家で採れる無農薬栽培米を使っています。
お酢は日本酒と水に酢酸菌を加えて発酵させたもの。飯尾醸造では杜氏と蔵人が1カ月泊まり込み100日かけて日本酒を仕込んでいます。
純米富士酢は一般的なお酢に比べて5倍、富士酢プレミアムなら8倍もの米を使っているので、旨みが深くとっても濃厚なんです!酢のものやドレッシング、エスニック料理までさまざまなお酢料理に大活躍。お料理が本格的なプロの味に仕上がります!!
富士酢を使った多彩なレシピはコチラから要チェック!
■■INFORMATION■■
飯尾醸造
宮津市小田宿野373
★ウェブショップ
電話注文:0772-25-0015
受付時間:9:00~17:00
定休日:日曜/祝日
雄大な高原で育ったヤギの搾りたてミルクで作る「チーズ・ヨーグルト」
るり渓やぎ農園@南丹市
京都府立るり渓自然公園のすぐ近くに立つ小さな農園です。牧場では約30頭の日本ネーザン種という乳用ヤギが飼われており、毎朝搾るヤギ乳でチーズやヨーグルトなどの乳製品を加工、販売しています。
ヤギの乳製品はクセが心配…と思うかたもいるかもしれませんが、新鮮なミルクを衛生的に処理することで初心者のかたでも抵抗なく、美味しく食べてもらえるような商品づくりに力を入れています。
ミルクの美味しさをそのままに味わえる舌触り滑らかなフレッシュチーズ、フェルミエ。フランス語でフェルミエ(農家製)と呼ばれる自家製のチーズです。
甘さ控えめのドリンクタイプのヨーグルトは、150mlと500ml、900mlの3種類スタンバイ。フレッシュなミルクを乳酸発酵させたもので、添加物は一切使っていないんだとか。
なお、仔ヤギが生まれておいしいミルクがたくさん取れる4~10月は商品が豊富にそろいますが、一方1~3月は乾乳期のため、日持ちする一部商品を除いて在庫がなくなることがあります。定期的に注文したいかたは、ご留意ください~。
■■INFORMATION■■
るり渓やぎ農園
京都府南丹市園部町大河内小米阪1-3
★ウェブショップ
FAX注文:0771-65-9010
Page: 1 2