新型コロナウイルスの蔓延により、外出自粛に伴うステイホームやリモートワークが日常化しつつある現在。あまり外に出ないことがほとんどとなり、暑さに慣れていないことからこの夏は熱中症や夏バテの人が増加する懸念が高まっています。
そんな時、身体にガツンと喝を入れてくれるのが「激辛料理」です!
この度、株式会社ぐるなびが会員アンケート調査を行い「激辛料理」に関する傾向を分析。ぐるなびのデータライブラリによると、「激辛料理」の取扱店舗指数は3年で1.2倍に増加し、検索頻度も夏に高まる傾向があるそう。
今回は暑い夏に欠かせない激辛料理について、その本音を探ってみましょう。さらに今年度人気が集まると予測される、注目の激辛ご当地グルメもあわせてご紹介します!
40代男性の半数以上が「激辛料理」好き?
「あなたは激辛料理が好きですか?」という質問では、男性は40代が55.0%、女性は20代が48.3%と、世代違いで最高値となりました。働き盛りの40代男性は激辛料理でテンションを上げ、20代女性はみんなでワイワイと激辛料理を楽しむ姿が浮かんでくるようです。
「なぜ激辛料理が好きなのですか?」という質問では、「食欲が増すから」に支持が集まっています。暑くて何もしたくなくなってくる真夏、食べることも億劫…というなかでも、激辛料理のパンチが効いた衝撃で、食べる気力が湧いてくることも多くありますよね。
「激辛料理を食べたくなる季節はいつですか?」という質問でも「夏」が69.1%でトップに登場。チゲ鍋をはじめ、冬の寒い時にも体を温めようと激辛料理に惹かれる人が多数いるなか、夏にはそれを超える激辛ニーズがあるようです。
「夏に食べたくなるのはなぜですか?」という質問でも、「食欲が落ちたときでも食べられる・食べたくなるから」が最多に。暑くて食べるのがダルい、小食になって元気がなくなる、夏バテ…という負のループを吹き飛ばしてくれる力がありそうです。
農林水産省の「カプサイシンに関する情報」を参照すると、激辛料理に必須の食材代表・唐辛子の辛味を作る主な成分「カプサイシン」など、辛みのある食べ物に含まれる成分は胃への刺激となって唾液の分泌が増し、食欲が増進するそう。
取り過ぎには注意ですが、適切に摂取することで夏に低下する食欲に大きな効果がある辛み成分。激辛料理で食欲が増す気がするという部分には、しっかりとした根拠がありました。
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