世界中には、まるで神様がいたずらしたかのように奇妙にそびえたつ岩柱が数多く存在します。それらの岩柱は間近で観るとどれも、不思議で、神秘的で、その迫力に圧倒されるのです。
そこで今回は、世界中から魅力たっぷり、フォトジェニックな「岩柱」をご紹介。どうやって作られたのか?自然の力か人工物なのか…その謎に思いを馳せるだけで、冒険気分を味わえますよ。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
目次
- 1敦煌雅丹国家地質公園/中国
- 2マンププニョル/ロシア
- 3カツヒの柱/ジョージア
- 4ストーン・フォレスト/ブルガリア
- 5アボリジャバロ/セルビア
- 6メテオラ/ギリシャ
- 7イシミラ遺跡/タンザニア
敦煌雅丹国家地質公園/中国
シルクロード有名な敦煌から北西に約180km。中国の「敦煌雅丹国家地質公園」には、一体どうやったらこんな形になるのかと思うほど奇妙な形の岩柱があちこちにあります。
同所は風や雨水により地表の柔らかい部分が削られ、堅い岩石部分だけが残ったため、このような地形となったのです。これを「ヤルダン地形」と呼びます。
マンププニョル/ロシア
ロシア連邦中北部にあるコミ共和国の「マンププニョル」は、7本の巨大な石柱が立ち並ぶ「ロシア七不思議」のひとつにも選ばれている巨石群です。
これら七本の石柱は、なんと30m~42mもの高さがあるのです。
その奇妙さ、ぜひとも一度は見てみたいもの。しかし同所は居住地域から遠く離れたペチョロ・イリイチスク自然保護区のなかにあるため、観光で巨石群を見るためには自然保護区の許可が必要です。ご注意を。