ちょっぴり恥ずかしい改名理由…外国人がハマった、日本の意外な「お菓子」

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カルピス/アメリカなど

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「カラダにピース」でおなじみの「カルピス」。カルピスブランドは1919年に誕生し、なんと100年以上。あの甘くとろける優しい味わいはカルピスにしかないものですね。海外でも、さまざまな国で販売されています。

「カルピスは、cow piss(うしの小便)と聞こえるので、商品名は少し妙な感じがします。しかし、名前の不思議さとは関係なくカルピスはとてもおいしいです」

というアメリカ人からの言葉も。実はその理由もあって、アメリカでは「CALPICO(カルピコ)」という名称で販売されているようです。

吟醸酒/カナダ、アメリカ、フランス

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続いては、お菓子ではありませんが「日本酒」について。前にカナダ最大の都市、トロントに取材に行ったとき、コーディネーターの人に日本食レストランを紹介されました。

訪れてみると、日本酒のラインアップがとても充実していて、スタッフのなかには日本酒の専門スタッフ(カナダ人)も所属していました。

そのスタッフと話していると、カナダではよりフルーティーな風味が楽しめる「吟醸(ぎんじょう)酒」が人気だとかで、カナダ人がつくる日本酒についても、試飲させてくれました。

吟醸酒とは、原料である酒米(さかまい)の余分な部分を通常よりも多く削って、よりフルーティーに、洗練された味わいに仕上げた日本酒のこと。

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カナダに限らず、アメリカでも日本酒はいま、ブームとなりつつあります。何しろ、アメリカのお米で日本酒をつくろうという動きが、アメリカ人のなかから出てきているくらい。

その動きは、日本文化がひいきされるフランスでも一緒。ちょうど先日、NHK Worldを見ていると、愛知県の酒蔵である萬乗醸造がフランスでお米を育て、フランスで日本酒をつくっている様子が描かれていました。

メディアで描かれる情報だけでなく、日本酒に対する関心の高さは、世界を旅してみると分かります。この先、日本酒はまだまだ世界に広まっていくと考えられそうですね。

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