外に出るのもはばかられるほどの暑い日が続きます。こんな時は、ひんやりとした涼しさとともに絶景を楽しめるスポットで、気分転換をしたいもの。
今回は、旅行情報誌『じゃらん』が47都道府県在住の 20代~50代男女1,060名を対象に「涼絶景」について行ったアンケート結果から、トップ10に選ばれた日本有数の名所をご紹介します。アフターコロナの旅の目的地として、ぜひ候補に入れてみてくださいね。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
第10位 黄牛の滝/大分県
近年「住みたいランキング」でもその人気を伸ばしている大分県。自然豊かな県内で、熊本県寄りの竹田市にある「黄牛の滝」が10位にランクインしました。落差20mのこの滝は、なんといっても水量の多さが特徴です。
周辺には大小さまざまな岩があり、滝の水しぶきによって美しいコケに覆われています。緑鮮やかに染まった岩々や、ふんわりと漂うマイナスイオンに満ちた空気の中へ身を置くと、まるで異世界へ迷い込んだような気分を感じることができます。
第9位 稲積水中鍾乳洞/大分県
10位に続き、大分県から絶景が登場。阿蘇山の大噴火により形を変え、日本最大の鍾乳洞となった「稲積水中鍾乳洞」が9位にランクインしました。その歴史は古く、なんと約3億年前から形成されていたと言われています。
鍾乳洞内は、平均気温が16℃という残暑にはもってこいのひんやり感に加え、ブルーライトが一層涼しげで神秘的な雰囲気をアップさせています。魚も泳いでくることがある鍾乳洞内では、ダイビング体験をすることもできます。
第8位 寸又峡 夢のつり橋/静岡県
日本の中心部にあり、富士山をはじめとした大自然に触れることができる静岡県の「寸又峡 夢のつり橋」が8位にランクイン。この世のものとは思えないエメラルドグリーンの湖に虜になってしまう人が続出。今や大人気のスポットとなっています。
吊り橋は大間ダム湖を跨ぐように架かり、全長は90m。一方通行で10人までしか渡れないという制限があり、高さ8mの湖上でユラユラと揺れる瞬間は、別の意味でひんやり。橋の真ん中で願い事をすると叶うという、ロマンチックな伝承も人気の秘密となっています。
第7位 満奇洞/岡山県
瀬戸内海に面し、穏やかな海と山の幸に恵まれた岡山県の指定天然記念物である「満奇洞」が7位にランクイン。鍾乳洞内には真っ赤な橋など約450mに渡る観光コースが作られ、LEDによるライトアップ演出で一層、神秘的な雰囲気を増しています。
常時15℃ほどの気温が保たれ、避暑にはもってこいの観光スポットである満奇洞。奥まで進むと、穴の形がハート型に見える「恋人の泉」に辿り着くことができます。ピンク色に照らされたスポットは写真映えも抜群で、数多くのカップルが訪れています。