まだ知らない世界がここに。大人も楽しく学べる人気「博物館」ランキング【2020】

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大人になっても知的好奇心をくすぐられる場所といえば「博物館」。さまざまなジャンルのなかから自分の興味に合わせて訪ねることができますよね。そんな国内に数ある博物館のなかでも、ひときわ人気を集めているのは一体どこなのでしょうか。

世界最大の旅行プラットフォーム「Tripadvisor(R)」が、「旅好きが選ぶ!日本人に人気の美術館・博物館ランキング2020」を発表しました。

過去1年間に投稿された実際の口コミから集計されたリアルな結果を、早速チェックしてみましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

歴史や自動車、宇宙まで広がる研究と知識の世界へ

第10位 東京国立博物館/東京都台東区

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1872(明治)5年に開館し、2020年で148周年となる日本最古の博物館「東京国立博物館」。

所蔵数はのべ12万件近くにおよび、そのうち国宝を89点、重要文化財を644件含むという、これまでの歴史を集約した日本を代表する博物館です。

建物自体が重要文化財に指定されている「本館」と「表慶館」、アジア諸国やエジプトなどの美術品が置かれる「東洋館」、奈良県の法隆寺より献納された品々が展示される「法隆寺宝物館」。

そして皇太子徳仁親王の成婚記念に誕生した近代建築の「平成館」に分かれ、さらに見事な日本庭園など、ボリュームも見応えもたっぷりの内容となっています。

口コミでは「国宝や重要文化財を山ほど持っている博物館、見応えがある」「日本最大のアミューズメント文化施設」「教科書で見たものの実物は本当に感動」「質、量ともほかの国立博物館と差が。本当に見どころが多い」「日本の博物館の頂点はやっぱり上野」と、日本の宝を実際に見られる感動に賞賛の声が集まりました。

第9位(初)筑波宇宙センター/茨城県つくば市

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1972年に開設された、日本の宇宙開発における中枢を担う「筑波宇宙センター」は、今回初ランクイン。


研究学園都市の一部であり、約53万平方メートルという広大な敷地にさまざまな宇宙関連の施設を持ち、人工衛星の開発・運用・解析をはじめとした最新設備を備えています。

緑豊かな敷地内には見学可能なエリアがあり、ロケットエンジンの本物や実物大の人工衛星を見ることができる「スペースドーム」、宇宙食などの関連グッズを購入できるミュージアムショップなど、憧れの宇宙へ一歩近づいたような体験ができます。

口コミでは「宇宙服のレプリカに入り、背景にISS、インスタ映え間違いなしの見学施設にロケット発射の大音響を体験」「宇宙ステーションが身近に感じられます」「スペースファンにはたまらない」「大人も子どもも学べて遊べるまじめな施設」と、老若男女問わず宇宙ロマンを感じられると人気を集めています。

第8位 島根県立古代出雲歴史博物館/島根県出雲市

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国宝・出雲大社に隣接する形で建設され、2007年に開館した「島根県立古代出雲歴史博物館」。

神々が集う出雲の国を古代から追い、3つに分かれたテーマ別展示室、シアターのある神話展示室、島根の歴史を中心とした総合展示室と、常設展示だけでも充実の内容となっています。

なかでも、358本の銅剣をはじめ、16本の銅矛、6個の銅鐸という大量の国宝展示は圧巻。建物は「幕張メッセ」などを手掛けた建築家・槇文彦によりデザインされ、周囲の光景と溶け込むような神聖な雰囲気に溢れています。

口コミでは「出雲大社 創建当時の壮麗な姿のレプリカや出土品は考古学ファン必見」「古代へのロマンがここに」「卑弥呼の銅鏡等もあり歴史好きには嬉しい」「出雲旅行で、最高によかったスポットのひとつ」と、いまや島根へ旅をした際には外せない名所として名を馳せています。

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