まだ知らない世界がここに。大人も楽しく学べる人気「博物館」ランキング【2020】

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2020/12/12

第7位 知覧特攻平和会館/鹿児島県南九州市

image by:kan_khampanya / Shutterstock.com

第二次世界大戦の沖縄戦で激しい戦いを繰り広げた特攻隊にまつわる、あらゆる資料や遺品の数々を見ることができる「知覧特攻平和会館」。

約4,500点にのぼる遺品、1,036柱もの遺影、損傷し海中に沈んだ実物の戦闘機など、凄惨な状況をそのままに伝える展示が行われています。

周辺は知覧平和公園として開放され、球場や陸上競技場が置かれ、約600本の桜が植樹された桜の名所でもあるなど、地域の人々の憩いの場としても機能。

当時の悲しみを学びながら、いまの平和に感謝を感じられる貴重なスポットとなっています。

口コミでは「家族や恋人に宛てて書いた多数の遺書は涙なしでは見られません」「戦争の悲惨さや若者の無念を感じてほしい」「必要以上に美化はしていません」「犠牲になられた方々の言葉の重みを感じられました」「余計な解説をつけることなく、そのままを読ませる展示がより心を打ちました」と、一度は見るべき場所として胸に迫る声が集まっています。

第6位 立佞武多の館/青森県五所川原市

image by:PR TIMES

巨大な造形物が列をなす、国の重要無形民俗文化財であり青森最大の祭「ねぷた祭り」において、五所川原市で行われる「五所川原立佞武多」の歴代作品が展示されている「立佞武多の館」。

高さ22mに迫る巨大ねぶたをはじめ、圧倒される作品の常設展示が大人気です。

ねぷたの周囲をスロープが囲み、本番の祭りでは見ることができない角度からじっくりと眺められるのも魅力のひとつ。

津軽平野を一望しながら、地元ならではの食材を使用した食事を楽しめるレストランなどもあり、1日たっぷりとねぷたの世界に浸ることができます。


口コミでは「こんなに高さがあるとは」「色使いと見事な絵に感動」「お祭りのときはこの館からそのまま出ていくのも凄い」「迫力と美しさに魅力されます」「太鼓や囃子の実演体験もできる」「展示方法が素晴らしく大変満足できる」と、予想を遥かに超える感動があったという絶賛のコメントが並びました。

第5位 広島平和記念資料館/広島県広島市

image by:PR TIMES

太平洋戦争で広島に投下された原爆の悲惨さを後世に伝え、世界で唯一の被爆国として、核兵器の廃絶と世界平和を訴えるため、1955年に開館した「広島平和記念資料館」。

国内外問わず多くの人が訪れ、広島の重要な観光スポットとして広く認知されています。

重要文化財に指定された本館をはじめ、館内では被爆者たちの身につけていた衣服や熱線を浴びて残った人影など、現物や遺品、絵など当時の惨状をそのままに展示。

直後のことだけでなく、原爆のあとにどのような状態となっていたかまでを伝え、目を背けてはならない内容となっています。

口コミでは「本当に悲惨としかいいようがありません」「日本人なら一度はこの場所を訪れるべき」「あまりの悲惨さに声を上げて泣いてしまった」「押しつけではなく、客観的に迫ってきます」「突然に何もかも奪われる理不尽さに怒りと涙が止まりません。世界中の人がこの場所に来てほしい」と、被爆の現実に向き合った方々の想いがあふれるコメントが集まっています。

第4位 江戸東京博物館/東京都墨田区

image by:PR TIMES

東京が「江戸」と呼ばれた時代から現代に至るまでの姿を、数多くの資料展示やジオラマで伝える「江戸東京博物館」。

華やかな江戸時代の文化から明治の文明開化、産業革命、関東大震災、第2次世界大戦を経て昭和から平成の2000年代をも網羅されています。

住宅模型に入り実際に体感するコーナー「ミュージアム・ラボ」をはじめ、伝統芸能が披露されるイベントや期間限定の企画展示など、いまよりも「東京」を深掘りできる充実の内容。

江戸に徳川家康が幕府を開いてからの約400年間を一挙に追うことができます。

口コミでは「時代の移り変わりがわかる博物館」「昭和の展示物が懐かしく胸が熱くなった」「江戸時代からの流れを視覚的に捉えられて素晴らしい」「壮大なスケールで見応えあり」「丸一日あっても足りないくらい」「じっくり見たら一日かかる内容の濃さ」と、常設内容だけでも驚きの展示に感嘆の声が上がっています。

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