日本各地でさまざまな場所と場所を結び、生活に密着しながら美しい絶景を見せてくれる「橋」。見惚れてしまうほど大きい橋そのものはもちろんのこと、架かっているスポットによっては絵のような光景を生み出しています。
この度、旅行プラットフォーム「Tripadvisor(R)」が、過去1年間に投稿された口コミから「旅好きが選ぶ!日本人に人気の橋ランキング2020」を発表しました。
実際にその場所を訪れたからこそわかる素晴らしさが伝えられている結果を、早速チェックしてみましょう。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
トップ10のうち4カ所が沖縄県に!海や山など大自然の美しさと共存する圧巻の橋たち
第10位 来島海峡大橋/愛媛県
来島海峡をまたぎ、四国と大島を結ぶ全長4,105mの「来島海峡大橋」。しまなみ海道の一部であり、来島海峡第一大橋、来島海峡第二大橋、来島海峡第三大橋という3つの橋からなる世界初の3連吊橋です。
愛媛県の今治にある「糸山展望台」や、大島の「亀老山展望台」などの展望台から全景を眺めると、海と島を繋いでゆく壮大さと滑らかな曲線美にうっとり。下から眺めてもその迫力が間近に迫り、圧巻の光景を目の当たりにすることができます。
口コミでは「近くで見るとどれほど支柱が大きいのかがよく分かる」「歩くとじっくり木島海峡のブルーの海を見ながら渡れて良かった」「遠くの景色を見ながら走ると、橋の上ではなく海の上を走っているよう」「景色も素晴らしい絶景の橋」「次々現れる白い鉄柱が迫力満点」「日本の技術の素晴らしさにも感動」と、瀬戸内海の景勝地にも勝る大橋の造形美に賞賛の声が集まっています。
第9位 瀬戸大橋/岡山県・香川県
本州・岡山県と四国・香川県を結び、日本初の本州と四国を結んだ陸路として1988年に開通した「瀬戸大橋」。
下津井瀬戸大橋、櫃石島橋、岩黒島橋、与島橋、北備讃瀬戸大橋、南備讃瀬戸大橋の6つが繋がれた総称で、道路と鉄道の双方が走り、2015年には「世界一長い鉄道道路併用橋」としてギネスブックに掲載されました。
四国の瀬戸大橋記念公園にあり、地上108mまで上がることができる回転式展望タワー「瀬戸大橋タワー」へ上ると、瀬戸大橋の全貌とともに瀬戸内海の島々や讃岐山脈など、周囲の絶景も眺めることが可能。
公園内には「瀬戸大橋記念館」や美術館、カフェなどもあり、ゆったりと楽しむことができます。
口コミでは「これから四国へいくワクワク感を楽しむことができます」「世界に誇れる代表的な橋の一つ」「瀬戸の夕凪、サンセットは最高のロケーション」「人間の作った巨大建造物は近くに行って自分の目で見るだけで確実に感動できます」「穏やかな瀬戸内海に島々の風景がよかった」「その雄大さは圧巻」と、世界規模の巨大さは何度訪れても胸が高鳴るという声が上がりました。
第8位 明石海峡大橋/兵庫県
兵庫県と淡路島を結び、約5,000億円をかけて建造され1998年に開通した「明石海峡大橋」。全長3,911mという長大な距離は、世界最長としてギネス認定されるほど。海抜297mの塔の高さも迫力満点で、壮大さを満喫するための特別ツアーも行われています。
ライトアップされると、真珠を美しく並べたように光ることから「パールブリッジ」とも呼ばれ、親しまれています。
光は1,084組のイルミネーションランプによるもので、多数のパターンによるライトアップが毎日開催され、季節毎にも限定のプログラムが光るなど、エンターテイメント性にあふれているところも人気の秘訣。
口コミでは「壮大さに感動」「人の手でこのようなものが造れるなんて不思議な気がするくらい凄い」「大きくて綺麗でかなり高い」「非常に綺麗なバランス良い形」「2本の主塔の近くを通過するとその巨大さに驚きます」「人間の創造力や技術力を改めて実感」「日本の誇り」と、世界一の称号に違わぬ光景に絶賛のコメントが並んでいます。