「47 都道府県名と一緒に検索されたキーワード」ランキング
続いて「47 都道府県名と一緒に検索されたキーワード」ランキングをチェック。まずは「北海道・東北地方」を見てみると、新型コロナウイルス関連の言葉に加え、青森2位の「りんご食パン」、山形2位の「天保そば」、秋田4位の「バター餅」など、知られざる「ご当地グルメ」がジワジワと知名度を伸ばしていることがわかります。
「関東地方」は、日本トップの感染者数となってしまっている東京の中止関連情報をはじめ、各県ではコロナ禍においてメディアへの露出が増えた知事や市長がランクインするなど、新型コロナウイルスの影響が避けられない結果に。
「中部地方」では、福井県・長野県・石川県でコロナ関連の検索を抑えて「地震」がトップに。愛知2位の「大雨」、岐阜1位・富山2位の「警報」など、新型コロナウイルス以外にも脅威は潜んでいることがわかります。
そんななか、新潟県・山梨県はトップ5のすべてがグルメと遊び関連で占められるという、非常にハッピーな結果に。
特に、山梨1位の「シャインマスカット」は全国的に大流行し、インスタグラムをはじめとするSNSでも、大いに掲載される人気フルーツとなりました。
「近畿地方」でも、今年の顔の1人ともいえる大阪府知事の吉村洋文氏が打ち出した政策がトップ5を彩った大阪をはじめ、今年の大河ドラマ「麒麟がくる」がランクインした滋賀など、2020年らしさが大いに反映された結果となりました。
「中国・四国地方」では、中部地方と同様「台風」「停電」「地震」「氾濫」「警報」「結核」など、新型コロナウイルスではない脅威関連のキーワードが多く見られました。
さらに岡山・広島で「ウーバーイーツ」がランクインするなど、日本全国でデリバリーが日常化しつつあることがわかります。
「九州・沖縄地方」では、全県でトップ3以内に「台風」が登場。新型コロナウイルスの陰に隠れがちですが、毎年の台風被害も忘れてはならないといえます。
また、本地方でも大分や鹿児島で「ウーバーイーツ」がランクイン。ウーバーの勢いが感じられる結果となりました。
2020年の日本を映し出した「Google検索ランキング」。ほとんどが新型コロナウイルス関連という結果ながらも、地域の新たな魅力やご当地グルメなど、渦中の楽しみを見出す検索が行われていました。
2021年はどのような結果が生まれるのか、いまから楽しみにしてみてはいかがでしょうか。
- source:2020年 Google 検索ランキング発表-Google
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