それ、Hな言葉かも…日本人が海外でいいそうな「NGワード」

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海外ドラマや映画を観ていると、まるで日本語のように聞こえる言葉が出てくるときってありますよね。例えば、よく耳にする英語の「How much?(いくら?)」が魚の「ハマチ」に聞こえたり、「I need you(あなたが必要)」が「兄、移住」に聞こえたり。

ほかにもたくさん空耳のように違う意味に聞こえてしまう言葉もありますが、実は逆もありえるのです。何かの拍子に使った日本語が、現地ではちょっと際どい意味に聞こえる言葉も珍しくありません。

そこで今回は、日本語と似ているけど実は意味が異なる「NGワード」をご紹介していきます。何気ない日本語が各国の言語でどのような意味になるのか、ちょっと想像しながら読み進めてみてくださいね。

獅子舞/ポルトガル語

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最初は「ポルトガル語」から。ポルトガル語といえば、ヨーロッパの本国のみならず、大航海時代にポルトガル人が入植した南米のブラジルや、アフリカのアンゴラなど、旧植民地だった地域でも話されています。

岩波書店『広辞苑』によると、世界で約1億人以上がポルトガル語を話すのだとか。日本にも戦国時代に、ポルトガル人の宣教師が盛んにやってきた関係があるため、一部の言葉が入っていますよね。

例えば最も身近なポルトガル語として、「パン」が挙げられます。パンは英語で「Bread(ブレッド)」といいますから、英語ではないのです。

そんなポルトガル語を話す人が日本に来たら、地元の伝統芸能を見せてあげたくて、「獅子舞」について説明するときがくるかもしれません。

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特に獅子舞の伝承数が日本でも屈指といわれる富山県民などは、要注意です。「獅子舞」はポルトガル語「xixi mais(シシ・マイス)」の音にも聞こえます。

『現代ポルトガル語辞典』(白水社)によれば、「xixi」は同じポルトガル語でも主にブラジルの口語で「おしっこ」という意味があり、「mais」は「muito」の比較級で「もっと」という意味になるそう。英語でいえばmuchの比較級、moreといった感じでしょうね。


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獅子舞は日本だと、新年を意味する季語でもあり、五穀豊穣の祈祷(きとう)や悪魔払いなどを意味する行事でもあります。その獅子舞が「おしっこ、もっと」と聞こえる可能性があるとは、驚きですよね。

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