実はグルメの宝箱。鳥取県のあまり知られていない旬な「ご当地食材」

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日本海の「海の幸」、中国山地の「山の幸」という大自然からの恵みを受け、日本屈指の食の宝庫でもある鳥取県。四季折々の美食が溢れる中で、今だからこそ味わえる「旬」の魅力について、鳥取を良く知るというかたも、さらに深掘りしたいところではないでしょうか。

今回はそんな鳥取県から、ご当地だからこそ味わうことのできる珍しい「深海魚」や、極厚の「最高級ブランドしいたけ」、そして大人気の「鳥取和牛」など、知られざる食材たちの「旬」の魅力をご紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

深海魚から和牛まで、食の宝庫・鳥取県を深掘り。新参の「らっきょうチョコレート」も!

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海の幸から、「幻の深海魚」と呼ばれる「ばばちゃん」が登場。日本海の水深300~500mに生息し、深海魚ならではの独特のビジュアルで「売り物にならない」と弾かれ、漁師のごちそう食となっていました。

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現在も全国に流通することはなく、おいしい出汁のスープで愛される「ばばちゃん鍋」は、まさに地元でしか味わえない「ご当地鍋」。くせがなく、柔らかい白身は女性にうれしいコラーゲンがたっぷりで、訪れた際にはぜひ味わいたい一品です。

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鍋に必須の具材といえば「ネギ」。なかでも、クタッと柔らかくなった鍋の白ネギはたまらない食材です。

そんな白ネギも、鳥取県の特産品のひとつ。10種類ほどの品種が県内各地で栽培され、甘みがたっぷりのとろけるような食感がたまらない白ネギを味わうことができます。

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そんな白ネギと相性が抜群の食材といえば「お肉」。「鳥取和牛」で名高い和牛の産地でもある鳥取は、古くから牛の産地として著名です。その歴史を紐解くと、寛政7(1795)年にはすでに2万3,000頭もの牛が飼育されていたという記録があるほど。

江戸時代の中ごろには、現在「国の重要文化財」でもある「大山寺」が牛馬市の運営を積極的に行い、春祭りとともに開催。

お寺が主体となって行われたことから「庇護のもと」という信仰心も相まって、「大山牛馬市」として全国唯一の圧倒的な存在となっていきました。


明治の中期にもなると開催は年に5回まで増え、国内最大の牛馬市として年間1万頭以上の牛馬が取引されるほどの規模に。

現在も大山寺本堂前には「牛の霊を慰めるため」と鼻ぐりの銅から鋳造された銅像「宝牛」が鎮座し、「願いを1つ心に決めて撫でると叶う」といわれています。

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鍋に入れたい食材として欠かせないのがきのこ類。鳥取県では、珠玉の「ブランドしいたけ」も豊富に栽培されています。

中でも、国内で広く生育されている品種「菌興115号」は、鳥取県の「日本きのこセンター 菌蕈研究所」で開発されたもの。冬期にじっくりと育ち、肉厚で大型という食べ応えのある特徴が魅力です。

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「菌興115号」は菌を使用して県内で作られているブランドしいたけ「とっとり115」たちのなかでも、傘の直径や厚みの規格を満たした選り抜きのものが「鳥取茸王」と呼ばれるなど、品質のこだわりはお墨付きです。

「山のアワビ」と呼ばれる「とっとり115」から、さらに直径8cm以上・厚さ3cm以上・巻き込み1cm以上という厳格な条件を突破した「鳥取茸王 金ラベル」。

鳥取駅からほど近い「しいたけ会館対翠閣」では、この最高級ブランドしいたけの絶品ステーキを堪能することができます。

そんな「しいたけ大国」でもある鳥取県では、1月15日を「とっとり115の日」に制定。毎年1月15日~2月15日の期間限定で、しいたけの地産地消イベント「とっとり115月間」が開催されています。近隣のかたは、極上のしいたけを味わうチャンスです。

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これから旬を迎える「おいしいイベント」といえば、全国で大人気のバレンタインデー。実は、鳥取県が「チョコレート菓子購入量」全国第1位を記録していることはあまり知られていません。

そんな鳥取県では、変化球のチョコレートスイーツも登場。泊綜合食品株式会社の「美人らっきょうチョコレート」は、水はけが良く、きめの細かい鳥取県の砂で育てられた「砂丘らっきょう」を使用した新感覚スイーツ。

らっきょうの塩気とチョコの甘みが絶妙にコラボレーションし、シャキシャキとした食感も楽しい一品です。

知られざる「旬」の食材がまだまだ眠っている鳥取県。人々の熱意と大自然が作り出した見事な美味しさの世界で、あらためて魅力を再発見していきたいですね。

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