満員電車、ヤバすぎ…外国人が「日本の生活」で驚いたこと

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普段、毎日の生活を送っているなかで、暗黙の了解のように「当たり前」になっていることがたくさんありますよね。例えば、好きな人と付き合うときに「告白」をしたり、重要な書類には必ず「ハンコ」を押したり。

何気なく過ごしているなかであまり意識したことがないかもしれませんが、実は海外ではありえない「日本ならではの文化」であるケースも珍しくありません。

そこで今回は、日本在住の外国人に「日本の生活で驚いたこと」についていろいろお話を伺ってみました。外国人のみなさんは日本のどんなポイントに注目し、どのようなことにショックをうけたのでしょうか。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

1. なにもかも時間に正確すぎてビビる/イタリア出身

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まずは、電車・バスをはじめとした交通機関や出社時などの日本人の「時間の正確さ」について。とくにダイヤに沿ってしっかり運行される管理体制に、驚きの声がたくさん聞かれました。

「電車もバスも絶対時間通りにくる。信号とか道路状況とかどうなっているの!?」(イタリア出身)

「予定の時間に必ずくるし乗客のマナーもいい。初めて新幹線に乗った時は速すぎて浮遊感が怖かったけど、いまはもう慣れたよ。本当に便利だよね」(タイ出身)

日本の鉄道時刻管理は世界一正確といわれており、日本ほど時間を厳守する国はないといっても過言ではありません。

そのため、ダイヤ通りくるのはもはや当たり前の感覚ですが、海外の運行状況はいったいどのようなものなのでしょうか?

遅延は普通。運行してくれるだけマシ!/イタリア出身

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実際の状況を聞いてみると、イタリア出身の男性からは「鉄道を予約しても時間通りにこないし、長距離列車は2時間くらい遅れるのが当たり前。いきなり取り消しになることもあるし、参っちゃうよね(笑)」との回答が。2時間も遅れたら予定が大きく狂ってしますよね。


また、ビジネスの面では遅刻厳禁のイメージが強いイギリスですが、プライベートで友だちと遊ぶときなどは、多少の遅刻は日常茶飯事のようです。イギリス出身のかたによると「もはや運行してくれるだけマシだよ」と笑っていました。

遅延の問題はイギリスに限らず、各国でおこっている模様。

日本在住歴20年のフランス出身の女性は、「フライトがストライキで中止になることもある。時間にルーズなくらい問題ない」と答えてくれました。

日本は数分遅れでも車内にお詫びのアナウンスが流れるほど遅延に敏感ですが、わたしたち利用者もこのくらい心に余裕をもちたいところですね。

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