やよい軒、CoCo壱、丸亀…外国人が惚れ込む日本の「グルメ」

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これだけは無理…外国人が「苦手なグルメ」

最後にご紹介するのが、外国人が「苦手なグルメ」について。日本食が大好きな皆さんでしたが、なかには「これだけはダメ…」といったグルメもあるようです。

「生卵」を食べることに抵抗が…/ペルー出身etc…

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卵がけご飯などでお馴染みの「生卵」ですが、卵を生で食べることに対して抵抗を感じる人が少なくない様子。

「生卵が苦手ですね…。ペルーでは卵を生で食べる文化がありません。日本でそばを注文したときに、上に生卵が乗っていてとても驚きました」(ペルー出身)

「日本の生卵を焼かずに食べるという文化にびっくりしました。友人にすすめられたときは、正直『お腹を壊しそう…』って思ってしまったんです。もちろんお腹は壊しませんでした!あと食べてみると意外と美味しくて、それからは食べられるようになりました」(トルコ出身)

先ほどもご紹介したように、世界では卵を生で食べない食文化の国はたくさんあります。そのため生卵を食べる文化になれていない国出身のかたにとっては、抵抗を感じてしまうことも珍しくないのですね。

「干物」がとても苦手…/ニュージーランド出身

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食欲をそそる香りは人それぞれですが、なかには臭いがダメで食べられなくなってしまう食材ってありますよね。ニュージーランド出身のかたは、日本食でおなじみの「干物」が苦手だったそう。

「日本食は大好きなのですが、どうしても干物が苦手でした。あと煮干しを使っただしなども、自分には魚臭が強く感じてしまったんです。母国では食べたことのないものだったので…。

でも実際に食べてみると、濃厚なスープが美味しかったです。いつかは干物も食べられるようになればいいと思います」(ニュージーランド出身)

「とろろ」が本当に苦手…/韓国出身

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「日本食で嫌いなものはない!」といっていた韓国出身のかたですが、実は唯一食べられないものがあると教えてくれました。それは、なんと山芋をすりおろした「とろろ」なのだとか。

「とろろが苦手で、いまだに克服することができません。日本ではとろろを鉄板焼きにしたり、ご飯にかけて食べたりするじゃないですか…あの見た目と食感が苦手です。韓国人の友だちも苦手といっていたので、もしかしたら韓国人には不人気かも?」(韓国出身)

「納豆」だけは絶対に無理/台湾出身etc…

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そして多くの人が苦手と答えたのが「納豆」でした。日本の食文化を代表する納豆は、その香りや見た目、糸ひくネバネバ感…など、外国人からすると抵抗を感じる条件がそろってしまっているようです。

「やはり納豆だけは無理でしたね。出されたら食べるけど、ぜんぜん好きになれないんです。醤油をかけても、ネギとか山葵を入れてもやっぱり無理…」(台湾出身)

「臭いがもう苦手です。私の妻は日本人なんですけど、朝ごはんなどに『体にいいよ』ってすすめてくれます。でも受け付けないです…」(ベルギー出身)

「ネバネバしてるし臭いし、見た目も苦手です…。昔、日本人の友人に『食べてみたら意外と美味しいよ!』といわれて食べてみたことがあるんですけど、自分からはすすんで食べようと思えませんでした。でも見た目よりは食べられると思います」(スイス出身)

このように日本食に慣れ親しんだ外国人のかたがたも、「好きな日本食」もあれば「苦手な日本食」もある様子。私たちにも好き嫌いがあるように、得意不得意があるみたいですね。

日本といえば南北に長く、地域によってさまざまなグルメを楽しめる国でもあります。季節によって旬の食材が入れ替わり、飽きがこないといっても過言ではありません。そんな日本食だからこそ、多くの外国人に親しまれ、愛されているのかもしれませんね。

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  • 参考:PR TIMES,産経WEST,
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