「僕」が下品な意味に…海外で日本人が言っちゃいそうな「NGワード」

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マラカス/ギリシャ語

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楽器を何か弾きますか?筆者は大人になってからギターを始め、子どもがピアノを習い始めてからは、ピアノの練習も一緒にするようになりました。やはり楽器が弾けると、人生の楽しみが全く違うような気がします。

楽器を弾かない人は、新型コロナウイルス感染症の影響で外出に制限があるいまだからこそ、練習し始めてみてもいいかもしれません。

とはいえ、楽器の演奏はハードルが高いですよね。楽しく弾くまでには、忙しい毎日のなかでしっかりと練習時間を確保しなければいけません。

楽器を手に入れようと思ったら、なかなかの予算も必要になります。「こんなに高いお金を払って、挫折したらどうしよう」という気持ちも、働きますよね。そんな人は、まずマラカスから始めてみてはいかがでしょうか?予算的にも手ごろで、振れば音が鳴ります。

すぐに楽しめる分だけ、複雑な演奏ができず、上達した手応えや達成感が得にくい面もあるはずです。しかし、スーツケースに入れて、海外旅行に持ち運べるサイズ的な利点は見逃せません。

例えばトルコ旅行に持参して、マルマラ海に面したイスタンブールの海辺で鳴らしたり、イズミール湾からクルーズ船に乗り、晴れた空の下で潮風を感じながら鳴らしたりもできるはずです。

ただ、その演奏の様子を周りのトルコ人が笑顔で見守ってきても、「マラカス」という言葉はうかつに口にしない方がいいでしょう。

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日本語の「マラカス」はとても下品な言葉に聞こえます。英語でいうと「asshole」だとか「masturbator」です。「けつの穴」「自慰行為をする人」だとかの意味ですね。

若い日本人の男性同士がふざけた感じで「こいつ、くずだ」「終わっている」などと言い合う感じにも似ています。では、肝心の楽器のマラカス(もともとはスペイン語)は、ギリシャ語で何というのでしょうか。

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調べてみるととても似ている言葉だとわかります。要するに、英語学習でよくいわれる「L」と「R」の発音の違いですね。

さすがに手にマラカスを持っている状況では伝わると思いますが、マラカス抜きでマラカスを表現したいときは、発音に自信がない場合、身振り手振りなどを付け加えた方が無難かもしれません。

今回は、何気ない日本語が海外で意外な意味を持つ「NGワード」についていくつかご紹介しました。私たちが慣れ親しんだ日本語のなかには、場合によって外国語で失礼にあたる言葉に聞こえることがあります。

もちろん、なかなかないシチュエーションのものもありますが、絶対にゼロとはいいきれません。

これから新型コロナウイルスが終息して、以前のように海外旅行を楽しめるようになったときには、その国で暴言や失言にあたらないよう、注意しておきたいですね。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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