大容量サイズの食品などをお得な価格で販売している業務スーパー。飲食店のプロだけでなく一般人も利用でき、コストパフォーマンスが高いと評判のスーパーマーケットです。さらに輸入食品やハラールフードを多数取り扱っており、最近では外国人からも人気を集めているのだとか。
そこで今回は、実際に日本に住むアメリカ人と一緒に業務スーパーに潜入してきました。なぜ日本の業務スーパーが外国人から人気を集めるのか、そして日本のスーパーを愛するアメリカ人が「これは買い!」と思った商品をご紹介していきます。
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※本記事は新型コロナウイルス流行前に取材を行いました。
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オーガニックが主流?アメリカのスーパー事情
私たちの生活に欠かせないスーパーマーケットには、肉や魚、野菜などの食品だけでなく、日用品などのいろいろな商品がそろっています。そしてスーパーによっては扱う商品が異なったり、価格帯もさまざまです。それは海外でも同様で、アメリカ出身のマイクさん(仮名)によると、アメリカ国内でもスーパーによって個性があるのだとか。
マイクさん(以下・マ):日本に来日して3年目のアメリカ人。東京に憧れて移住し、普段はシステムエンジニアとして働いている。日本人の奥さんと一緒に毎日スーパーヘ行くのが日課。
ライター赤池(以下・赤):スーパーのポイントカードを作りすぎてお財布がパンパンになっているライター。最近は作り置きにはまっている。ちなみにマイクさんの奥さんは赤池の先輩。
赤:マイクさんはアメリカに住んでいるころ、どんなスーパーを利用していましたか?
マ:僕はアメリカのハワイ州の出身なのですが、地元ではFoodland(フードランド)やDown to Earth(ダウントゥアース)というスーパーで買い物していました。
赤:それはどんなスーパーなのですか?
マ:どちらもハワイで数店舗展開しているスーパーで、地元で採れた新鮮な食材や、農薬や化学肥料を使っていないオーガニック食品を豊富に取りそろえています。
赤:アメリカのスーパーではオーガニック食品が主流なのですか?
マ:スーパーによって特徴は異なりますね。例えば、オーガニック食品を積極的に扱うスーパーもあれば、無機栽培の食材なども食品を扱うスーパーもあります。でも僕が子どものころと比べると、オーガニック食品を扱うスーパーが増えてきたと思いますよ。
赤:なるほど。オーガニック食品が浸透しているのですね。ところでマイクさんは日本でスーパーを選ぶときのこだわりはありますか?
マ:そうですね、できればオーガニック食品を置いているスーパーに行きたいと思ってます。でも普段は家の近くにあるスーパーでお買い物していますよ。仕事帰りに、お惣菜コーナーに寄ることもあります。
赤:スーパーのお惣菜の味はいかがですか?
マ:日本のスーパーのお惣菜は大好きです!美味しくてヘルシー。しかも時間帯が遅くなると割引のシールを貼ってくれるのでお得ですよね!
赤:わかります。私も仕事帰りにはスーパーのお惣菜コーナーを必ずチェックしますもん!(笑)
マ:あと近所のスーパーのほかに、月に2〜3回ほど、会員制の外資系スーパーに行くこともあります。そのスーパーでは量がたくさん入った商品がお得な価格で販売されているので、まとめてたくさん買うことが多いですね。
赤:たしかによく食べるものだったら、大容量のものを買う方がお得なこともありますね。
マ:そうなんですよ!僕は毎朝オートミールを食べるので、大容量のものを選びます。
赤:大容量といえば、マイクさんは業務スーパーというスーパーをご存じですか?
マ:業務スーパー?聞いたことがありますね。たしか同じアメリカ出身の同僚がよく通っているといっていましたが、まだ行ったことはないですね!
コスパ最強といわれる、業務スーパー!
まちかどでもよく見かける「業務スーパー」は、大容量の業務用サイズの加工品や調味料など扱うスーパーです。サイズが大きい商品でもリーズナブルな価格で販売されていて、プロの方だけでなく一般の方も大歓迎なんだとか。とてもお得に買い物ができると評判なのです。
2019年2月時点で全国で822店舗を展開しており、「毎日がお買い得」をコンセプトに世界中から直輸入した食材や国内自社工場のオリジナル商品なども販売しているそう。でも、どうしてそんなに安く商品を提供することができるのでしょうか?お買い物前に、ちょっと話を伺ってみました。