外国人が好きな日本食といえば「お寿司」や「天ぷら」などの和食をイメージしがちですが、実は日本の「お菓子」も人気が高いことをご存じですか?
なかでも、コンビニなどで売っている、リーズナブルなスナックや製菓は大人気。コロナ禍以前は、日本土産として大量に購入していく外国人も少なくありませんでした。
しかしながら、現在では訪日の機会も限られるため、以前のように気軽に買えないのが現状です。
最近ではエスビージャパン株式会社が、日本の駄菓子を海外へ届ける「日本お菓子便」というサブスクリプションサービスを始動。訪日外国人の「日本ロス」を解消し、コロナ渡航制限明けに訪日するきっかけとなることを期待しているそうです。
それにしても、日本のお菓子はなぜこうも海外でウケているのでしょうか。
人気の理由を探るべく、今回は日本在住の外国人にアンケートを実施。「母国のお菓子との違い」や「日本の好きなコンビニお菓子」など、さまざまなお菓子事情について伺ってみました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
豊富な味のバリエーションに驚き
まずは、海外と日本における「お菓子の違い」について質問。
母国での商品展開や味の種類について聞いてみたところ、多くの回答者から「日本のお菓子は種類も味のバリエーションも多すぎる!」と、驚きの声が上がりました。
買うより作る方が多い!/デンマーク出身
「デンマークのお菓子はチョコやスナック、クッキーなど、いつも代わり映えのないラインアップだから、家で自分で作ったりするほうが多いかも。だから日本のコンビニで数え切れないほどの種類のお菓子を見てびっくり。しかもおいしい!」(デンマーク出身)
期間限定の商品はない…/台湾出身
「台湾のお菓子は品ぞろえに著しい変化はなしです。子どものころから好きなお菓子が大人になっても変わらない味で楽しめるのはいいけど、期間限定の味とかを楽しめる日本のお菓子のほうが、購入意欲が湧くなあ」(台湾・台北市出身)
種類が全然ない…/オーストラリア出身
「日本のコンビニにはお菓子がたくさん売っていて選ぶのが楽しい。オーストラリアのコンビニはどこも同じようなお菓子しか売ってないから、面白味はないかもしれません…」(オーストラリア出身)
日本は各メーカーが毎シーズンこぞって新商品を出していますが、実は海外ではめずらしいこと。また「期間限定味」が多いのも日本の特徴のようです。