【聖地】ライダーなら一度は行きたい!日本全国「バイク・オートバイ神社」5選

image by:梅原慎治

バイク乗りであるライダーが集まる聖地の1つとして、バイク神社、あるいはオートバイ神社と呼ばれるスポットがあります。このバイク神社(オートバイ神社)とは、バイク(オートバイ)に特化したお守りやお祓いなどをしてくれる事で有名な神社のこと。

あくまで“バイク神社”、あるいは“オートバイ神社”という名称の神社がある訳ではなく、また、バイク神社やオートバイ神社と呼ばれるための具体的な選定基準があるわけでもありません。

もっとも近年では、ツーリング拠点としての地域活性化を目的として、特定のスポットを“オートバイ神社”というランドマークとして認定する団体(一般社団法人 日本二輪車文化協会)などもあることから、オートバイ神社という名称を見かけることがあるかもしれませんが、こちらは宗教的な神社ではありません。

そこで今回は、ライダーが集まることで、自然発生的に“バイク神社”と呼ばれるようになっている神社のほか、いわゆるツーリングスポットとして命名されたオートバイ神社を合わせて5つ、ご紹介しましょう。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

浦幌神社/北海道

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北海道自体がライダーの聖地ですが、そんな聖地の中にある聖地が「浦幌(うらほろ)神社」です。バイク祈願の社が設けられ、バイク祈願を受けた際にもらう事ができる祈願名刺(住所氏名のほか、バイクのチーム名やサークル名を記載できる)を奉納できるようになっています。

御祈願を受けると“鐵馬お神札”や、バイクがデザインされた御神米など、バイクに特化したお守りやお供物をいただくことができます。

北海道十勝郡に位置することから、函館や苫小牧から北海道を周遊する際、旅の安全を祈願するのに立ち寄るのもいいですね。

  • 浦幌神社
  • 北海道 十勝郡浦幌町字東山町18-1
  • 015-576-2448
  • 公式サイト

安住神社/栃木県

image by:川越の流浪人/photolibrary

栃木県の「安住神社」は、バイク神社の元祖ともいわれるスポットです。人気漫画『ばくおん』にも登場したことでバイク神社ブームを巻き起こしました。

参門のところで巫女さんと一緒に写真撮影ができるという点も魅力のひとつだそう。ちなみに「あずみじんじゃ」と読んでしまいそうになりますが、「やすずみじんじゃ」が正式な名称です。


安住神社は“全国バイク神社認定第1号”として紹介される事こと多いのですが、この“全国バイク神社認定第1号”というのは、宗教法人安住神社が持つ登録商標の1つなのです(商標登録第5905553号)。

さらに宗教法人安住神社は、“バイク神社”という登録商標も持っています(商標登録第6029227号)。こうした点からも、やはり安住神社はバイク神社の元祖!

ライダーなら、一度は行ってみたいバイク神社No.1といっても過言ではない神社ではないでしょうか。

  • 安住神社
  • 栃木県塩谷郡高根沢町上高根沢2313
  • 028-675-0357
  • 公式サイト

小鹿神社/埼玉県

小鹿神社本殿 image by:梅原慎治

小鹿(おしか)神社」は埼玉県の山間に位置する小鹿野町(おがのまち)にある小さな神社ですが、町を挙げてのバイク招致を行っていること、そしてユニークなお守りを購入する事ができることなどもあり、全国からライダーが集まる神社です。

「てんとう(転倒)防止守」image by:梅原慎治

2021年は新型コロナウイルスの影響により中止となりましたが、例年4月の第三土曜日とその前日に「小鹿神社例大祭 小鹿野春祭り」が開かれています。ライダーとしては、一度は参加してみたいイベントですね。


差出磯大嶽山神社/山梨県


差出磯大嶽山神社」は“さしでのいそだいたけさんじんじゃ”と読みます。この神社では赤黒2種類のタイヤの形をしたバイク専用のお守りを受けることができます。

秩父から甲府へと続く国道140号(通称:雁坂みち)沿いの立地であることから、都心から埼玉県(秩父地方)を抜けて山梨県(甲府地方)へ抜ける定番のツーリングルートを走る際にも立ち寄ることができますね。

また神社からの景観は甲府盆地・富士山を望む景勝地とされており、国土交通省における関東の富士見百景にも指定されています。絶景を堪能するツーリングスポットとしても訪れてみたいバイク神社です。

  • 差出磯大嶽山神社
  • 山梨県山梨市南1376(万力公園北)
  • 0553-22-0081
  • 公式サイト

金城オートバイ神社/島根県


金城(かなぎ)オートバイ神社」は一般的なバイク神社と異なり、一般社団法人日本二輪車文化協会がツーリングライダーのためのランドマークとして認定したスポットです。このため、“神社”と称されお社風の建物も設けられておりますが、神様が祀られているわけではないよう。

しかしながら、ライダーが集まりツーリングの安全を願うという観点からは、宗教的な意味合いとは別の意識が集中する場所として、現代的な神様(流行神)が祀られているに等しい場所といえるかもしれませんね。

お社は堂床山(どうとこやま)の山頂にあり、天気のいい日には日本海と大山まで見通せる絶景スポットになっています。

また、隣接する乗馬施設である「かんなぎウエスタンライディングパーク」では、鐵馬ではなく、生身の馬のライディングも楽しむことができるので、自身の愛馬(バイク)との乗り味の違いを楽しんでみてはいかがでしょうか。

今回はバイク神社、オートバイ神社と呼ばれる主だった神社やスポットを5つ紹介しましたが、全国にはまだまだ多くのバイク神社やオートバイ神社と呼ばれる神社やスポットが存在します。お近くに行かれた際には、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか。

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