神奈川生まれ、神奈川育ち。社会に出てからはずっと東京住まいの筆者。神奈川にも「方言」はありますが、標準語とそれほど差はなく、言葉の使いかたに大きな違いを感じることもありません。だからこそ「かわいい方言」に憧れるもの。
普段は標準語なのにふとしたときに出る方言、気の知れた仲だからこそ使う方言…。
地元の家族や友人と方言バリバリで話す様子もいいですが、何気ないタイミングで出る不意打ち方言の破壊力は底知れないですよね。
「そんなギャップ萌えの需要は一部だろ!」というツッコミはさておき、かわいい方言の威力がもっとも発揮されるタイミングといえば、「告白」の瞬間だと思いませんか?
標準語もいいですが、方言を使った「好き」はきっと忘れられない告白になるはず。
そこで今回は、全国の「好き」を伝える方言について調査を実施。47都道府県のかわいい告白の方言をまとめてみましたので、さっそくご紹介していきます。
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北海道「なまら好き」
まずは北海道の「好き」を意味する方言について。北海道といえば、「鍵をかける」ことを「じょっぴん」または「じょっぺん」というなど、独特の方言を持ちます。
よく聞く方言のひとつに「めんこい」がありますが、これは「かわいい」を意味し、「めんこいねぇ(かわいいねぇ)」のように使われているそう。
「なまら好きだべさ」/北海道
北海道でよく使われる方言に「なまら」という言葉があります。これは「とても」や「すごく」を意味するため、「とても大好き」は「なまら大好き」と表現されるのだそう。
やさしげな言葉がなまらめんこい(かわいい)ですよね。
東北エリア「付き合ってけろ」
「わった好き」/青森県
「わった」は青森県で「すごく・とても」を意味する方言のひとつ。エリアによって「わった」を使うところもあれば、「たげ」を使うところもあるのだとか。
「好きだっちゃ、付き合ってけねが」/岩手県
「好きだっちゃ、付き合ってけろ」/宮城県
青森・岩手・山形県ほか、東北地方の方言で多用されている「〜けろ」の語尾。
「〜してよ」「〜してほしい」など要求の意で使われるので、「付き合ってほしい」という気持ちを「付き合ってけろ」なんてセリフで伝えるそうですよ。
「好ぎすぎでなんともさいね」/秋田県
「好ぎすぎでなんともさいね」は、「好きすぎてどうしようもない」という意味の方言です。
また、秋田県では「したっげすぎ」というセリフもあるそう。この「したっげ」は秋田弁で「とても」や「すごく」という意味をもつ方言で、「とても好き」という告白になるのですね。
「好きだず、付き合ってけろ」/山形県
さらに、語尾に「にゃー」を使う山形県の方言も特徴的。このほかにも「おめのこど、ずっと好きだったんだにゃ〜」と、語尾に「にゃー」がつきます。こんなかわいい方言でなんて甘えられたら、かわいすぎて即OKしてしまいそうです。
「好ぎだ、付き合ってくんち」/福島県
語尾に「ち」がつくなんて、かわいすぎて告白の成功率がグッと上がる気がしませんか。福島県出身の女の子は、ぜひ方言を生かして攻めてほしいところです。