親子の心を繋ぐ美味。新潟県の「鮨&タレカツ&へぎそば」食い倒れドライブ

image by:久米信行

「ぱんや徳之助」のクリームパン

オトナになりかけの息子との旅のコツは、自由な別行動。ランチの後、新潟大学のキャンパスを見たいというので、そこまで車で送って、私は美術館めぐり。その途中で、美味しいパン屋はないかとググると、ありました。

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なかなか素敵なたたずまい。そしてお店の名前。地元の人たちも、次々にクルマを停めては、店内に吸い込まれています。

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どうやら、食パンに続く、おすすめは「クリームパン」。おやつ代わりに買ってみますか。

お、驚きました。トングでつまもうとしたのですが、あまりにフワフワで、うまくつまめず、ひっくり返ってしまいました。それを何度もつまんで直そうとするのですが、うまくいかないのです。結局、レジで店員さんに直してもらいました。

そして、社内でほおばると、おおおおお。なんとやわらかい。もはやパンとは呼べないぐらい、フワフワ、プニュプニュなのです。

甘さ控えめのクリームも絶品なのでした。やはりクリームもまろやかなのでパンから流れ出し、袋があっても、最後まできれいに食べるのは難しいけれど。

佐渡直送の地魚が食せる「佐渡寿司弁慶」

夜、宿泊予定のホテルで待ち合せて、息子に何を食べたいか聞いたら、もうお店まで決めていました。それが地元でも評判の廻転寿司「弁慶」。

駅から車で約5分ほど。市場と一緒に人気店が立ち並ぶエリアにあり、広い駐車場があって便利です。行列ができるお店のようですが、やはりコロナ禍の平日ということもあって、空席あり。さっとカウンターに入れました。

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回転寿司ですが、コンベアを回るネタを選ばずとも、板さんに直接注文することもできます。そして、私たちは…2人で一貫ずつ食べられることもあり、黒板にあるネタを、片っ端から頼んでいったのです。

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真鯛、ヒラメ、イシモチ、スズキ、石鯛…と、はいもちろんノドグロも南蛮エビもいただきました。甘鯛昆布〆もおいしかった。でも、一番おいしいと親子で感じたのは、140円の「アジ」だったりするので、やっぱり我が家は安上がりにできているのでしょうか???


朝食に鯛茶漬けやタレカツを「ホテルグローバルビュー」

駅前にあって大浴場があるリーズナブルなホテルということで選びました。ところが、見かけによらず?フロントやロビーもデザイナーズホテルっぽいし、大浴場もイイ感じ。あとで知ったのですが、2021年4月にリニューアルしたばかりだったのです(客室もこれから改装するらしい)。

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何より、地産地消をコンセプトにしたレストラン「DINING EDIT ECHIGO」の朝食が素晴らしかった。その名の通り、地産の食材を使った郷土料理、創作料理の数々。何しろ、越後は米どころ。ご飯がおいしいのです。南蛮みそをのせるだけでお代わりできそうですが、米麹をつかったお惣菜の数々がうまいのなんの。

さらに、鯛茶漬けから名物の「タレカツ」まであるのですから大満足。2人して食べ過ぎてしまったので、昼ご飯はヌキでもいいぐらい。それが良いのか、果たして悪いのか。おいしいランチも食べたかったのですが…。

  • ホテルグローバルビュー新潟
  • 新潟県新潟市中央区弁天1丁目2番4号
  • 公式サイト

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