日本では当たり前の行為でも、海外ではやってはいけないNG行動だった…なんてことがありますよね。例えば、日本は食事の際にお茶碗を持って食べることがマナーとされていますが、海外の一部の国では、行儀の悪い行為と捉えられてしまうことも。
海外で日本食以外の料理を食べる際には、周りに失礼のないよう気を付けておくといいかもしれないですね。
そこで今回は、日本在住の外国人の皆さんに「来日して驚いた日本の文化」についてアンケートを実施。ありえないと思った日本の習慣や、母国では受け入れられない文化など、海外でタブーな行為についてたくさん語っていただきました。
なかでもとくにカルチャーショックを受けたという話が多かったことをランキング形式でご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
ありえない?外国人がショックを受けた「日本の常識」ランキング
第10位:歯列矯正する人は少ないの?
欧米では「歯並び」も身だしなみのひとつとして、多くの人が子どものうちに歯列矯正をしています。ですが、日本では欧米ほど歯並びを意識する人が少ないため、アメリカ人からすると「なぜなおさないの?」と不思議に思われてしまうようです。
「日本は政治家や会社の社長など、成功している人でも歯並びの悪い人が多いと思いました。アメリカ人は小さいころに矯正を済ませ、歯医者で半年に1回クリーニングと検査をする習慣があるのでカルチャーショックでしたね」(アメリカ出身)
第9位:入店時にあいさつをしないの?
「日本ではショップを利用する際に『こんにちは』や『さよなら』といったあいさつをしないことに驚きました。チェコでは買い物をするときに、店員はもちろん、客側もあいさつをするのが礼儀です」(チェコ出身)
日本では店員さんの「いらっしゃいませ」に客が返事をしなくても、とくに変に思われることはありません。むしろ常連でもないかぎり、あいさつを返す人の方が少ないのではないでしょうか。
「お店に入ると必ず聞く『いらっしゃいませ』という挨拶におどろいた」(タイ出身)
海外は日本のような「いらっしゃいませ」ではなく、「おはよう」や「こんにちは」など、お客さまと同じ目線であいさつをする国のほうが多いのだそう。確かにあいさつで迎えられたら、自然とあいさつで返せるかもしれませんね。