「第4次韓流ブーム」といわれるほど、身近な韓国カルチャー。最近ではNetflixのオリジナルドラマ『イカゲーム』が話題になりましたよね。筆者も土日に一気見するほどハマってしまいました…!
もちろんドラマだけではありません。日本国内のコンビニでは「辛ラーメン」や「チャミスル」を見かけることも珍しくないほどグルメも身近ですが、国が違えば文化は異なるもの。日本人にとってはごくごく当たり前のことでも、韓国人からすると「え?何それ?」と驚くこともあるようです。
そこで今回は複数名の韓国出身の皆さんに、日本で感じたカルチャーショックなどについて、いろんなお話を伺ってみました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
1.部屋の中でスリッパを履くの?
日本では部屋の中でスリッパを履くかたも多いのではないでしょうか。なかには部屋とトイレで履くスリッパを分ける場合もありますよね。
でも実は、韓国では基本的に家では何も履かない人が多いのだとか。「冬はスリッパを履かないと足が冷たくない?」って思うかもしれませんが、たしかに冬の韓国・ソウルは東京よりもかなり冷え込みます。
しかし韓国では「オンドル」という床暖房が浸透しているので、寒い日でも素足でも暖かく過ごせるんです。この床暖房がとても気持ちいいので、そのままゴロゴロ寝転がったりするのも韓国人の家での過ごし方あるあるのひとつなのだそう。
2.スリッパは濡れていいものじゃないの?
さらに韓国のスリッパは、日本のスリッパとは少し異なります。
日本でスリッパというと、先ほどの画像のような部屋の中で履くものを想像しますが、韓国では外で履くようなゴム製のサンダルをスリッパといいます。ちなみに韓国の学校では「上履き」ではなく、校内ではこのスリッパを履くことが多いのだとか。
また、韓国の家庭トイレ用のスリッパは、基本的に濡れてもいいものなのだそう。そのため日本のスリッパは、一見すると部屋用とトイレ用のどっちなのかがわからない…といったこともあるみたいですね。
「日本では家の中でスリッパをはいてどの部屋にでも行ける。でもトイレでは履き替えるから、難しいと思ってしまった。どの部屋はスリッパOKで、どの部屋はNGなのかが分からず困ったことがある…」(40代男性)