静岡県にこんな絶景が!柿田川公園の神秘的な「ブルーホール」へ

image by:梅原慎治

高知県の四万十川、岐阜県の長良川と共に、日本三大清流のひとつに数えられる、静岡県の柿田川をご存じでしょうか。全長約1.2kmと短いながらも、1日約100万から110万トンという日本一の湧水量を誇ります。

このため柿田川の水は、飲料水(清水町、沼津市、三島市、熱海市、函南町)や、工業用水、農業用水などとして広く利用されていることから、一級河川(一級水系)に指定され、“日本一短い一級河川”としても知られています。

ちなみに一級河川とは、人々の暮らしを守ると共に、産業等を発展させる上で特に重要な関わりを持っているとされる水系が指定されるものであり、柿田川のように流域面積が小さい水系が一級河川に指定されるのは、非常に珍しいことなのです。

そんな柿田川の始流に広がる「柿田川公園」で、「ブルーホール」と呼ばれる神秘的な景色を見ることができるそう。早速、現地に行ってみました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウィルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

グルメもパワースポットもある「柿田公園」へ

とうふの日の「豆腐館」image by:梅原慎治

柿田川公園では、毎月12日を“とうふの日”としてイベントが開かれているようなのですが、今回私が訪れたのは10月2日。

この日はなんと、年に1度の「とう(10)ふ(2)の日」だったため、園内は大変な盛り上がりを見せていました。訪れるまでは水景ばかり気になっていたのですが、水が良い場所だからこそ、水が味の決め手になる豆腐も美味しそうです。

清水町のイメージキャラクター「ゆうすいくん」image by:梅原慎治

日帰りで近場だったら豆腐も買って帰りたいところですが、漫画『美味しんぼ』で「豆腐に旅をさせちゃいけない(時間をおくと風味が落ちてしまうという意味らしい)」と学んだため、豆腐の持ち帰りは断念。

代わりに名物の「とうふアイスクリーム」(プレーン/300円)をいただきました。

湧水の道の売店。image by:梅原慎治
今回はタピオカ、黒蜜、きな粉がトッピングされています。image by:梅原慎治
とうふアイスクリームの売店前には、飲料用の湧水も引かれています。image by:梅原慎治


「とうふアイスクリーム」は豆腐の日に限らず販売されているのですが、豆腐の日にはタピオカと黒蜜、きな粉のトッピングが無料になるというお得なサービスを受けられます。

気になるお味ですが、甘さを控えつつも豆腐の風味を味わうことのできる、さっぱりしたスイーツでした。10月に入っても夏日を記録したこの日にピッタリです。

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