「LCC」利用時の注意点!予約〜機内までの乗りこなしテクニック

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LCC(格安航空会社)は、これまでより安い運賃で飛行機に乗り、遠くまで一気に行ける便利な乗り物として、日本でもここ数年で定着しました。

日本の国内線では2021年現在、「ピーチ・アビエーション」(以下、peach)、「ジェットスター・ジャパン」、「スプリング・ジャパン(旧・春秋航空日本)」の3社が運航しています。

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LCCでは、たまに「1円セール」など、驚くほど安い運賃が目を引きます。最近では、peachの国内線全路線1カ月乗り放題の「peachホーダイパス」や、5,000円行き先不明のガチャが体験できる「旅くじ」などが話題となりました。

そんなLCCは、大手航空会社とは違う点が多々あります。今回は予約、空港での搭乗手続き搭乗時間機内サービスなど、LCCを利用する際に特に気を付けたい点をピックアップして紹介します。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

LCCの予約は公式サイトが基本。追加料の加算で割高になることも

image by:peach公式サイト

まず、LCCの便を予約するのは、基本的に「自社の公式サイト」です。例えばpeachの場合は、peachの公式サイト。

パソコン、タブレット、スマートフォンから予約します。空港のカウンターや旅行代理店などで航空券を購入できることもありますが、同じ運賃タイプであっても「割高」になるので注意。

運賃が「1,980円」と出ていても、その金額でそのまま支払い完了できるとは限りません。空港使用税や、クレジットカードなどの「支払手数料」が加算されて結局、国内線でもプラス1,000円以上となることも。この点も、最初から税込価格を表記する大手航空会社との違いの1つです。

LCCの運賃は、便の残席状況などによって大きく変動します。夜に見かけた運賃が翌朝に跳ね上がることも多いです。

年末年始大型連休アイドルグループのコンサートなどがある時には、運賃が高騰する傾向にあります。一方、火、水、木曜日など平日の中日は、比較的安いです。


3つの運賃タイプ。image by:SPRING JAPAN プレスリリース(PDF)

また最も安い運賃タイプの場合、「座席指定」「受託手荷物」などは基本有料。必要であれば追加料金を支払わないといけないため、運賃がさらに加算されます。

座席指定受託手荷物1個などがあらかじめ付いた運賃プランもあり、別々に追加するよりもお得。やや高くても、最初からそちらの運賃タイプを買うのもおすすめです。

特に、帰りの便ではお土産が確実に増える人は、行きと帰りで違う運賃プランで買うのも良いでしょう。

空港では「早め行動」が大事。「手荷物」ルールは厳しく必ずチェックあり

LCCの便に乗る時は「早めに空港に着く」が大事。というのも、ターミナルや搭乗ゲート遠かったり搭乗の締め切り時間が早いことが多かったりするから。

空港のカウンターでチェックイン(搭乗手続き)をする時、スタッフの数が少ない、開いているカウンターが少ないこともあり、その際は長い列に並ぶことになります。

関西空港にあるpeachの自動チェックイン機。image by:シカマアキ

また、LCCといえば「手荷物」ルールが厳しいことでも知られます。機内に持ち込める手荷物は「7kg以内、合計1個もしくは2個まで」が原則。ただし航空会社によってこのルールは異なります。

しかも、搭乗前までにしっかり計測されます。わずかでも重量オーバーだと、追加料金を支払って受託手荷物として預け直す必要があり、空港での支払いだと高額になります。

予約時にあらかじめ追加分を支払っておくのが最も安く済み、手荷物で心配するストレスも減ります。保安検査後エリアで買ったお土産などが増えると、搭乗ゲートでチェックされるので、これも注意しましょう。

LCCの手荷物ルールは厳しいです。image by:シカマアキ

ジェットスターには、機内持ち込み7kg追加オプション料金があります。受託手荷物として預けづらいカメラ、パソコン、バッテリー類などは、この追加オプション料金を利用すると、合計14kgまで機内へ持ち込むことができて便利です。

チェックインの締め切り時間、搭乗の締め切り時間も、大手航空会社より早いです。時間が過ぎると、飛行機に搭乗できませんし、空港での呼び出しなどもありません。まれに、出発時間が早まると搭乗開始時間も早まりますので、とにかく早めに搭乗ゲートの場所を確認し、近くで待つようにしましょう。

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