国が違えば文化も異なるもの。例えば、多くの国の共通イベントといっても過言ではない「クリスマス」や「新年」ですが、過ごし方は実にさまざま。
そのため来日した外国人からすると、日本人の当たり前に対して「信じられない!」と思うことも珍しくないようです。そこで今回は、外国人が驚いた日本のカルチャーなどについてご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
1.お酒を飲むと豹変する?/オーストラリア出身etc…
歓迎会や忘年会、新年会などさまざまなシーンで出会う「飲み会」。そんなお酒の場に初めて行ったオーストラリア出身の人によると、日本人の変化に驚いたことがあるのだとか。
「日本ならではの飲み会の文化にとても驚きました。お酒が入ると普段は大人しい人でも大声で騒いだり、意外な一面を知ることができました。日系企業で働くうえで大切な上下関係や年功序列といった文化は学べましたが、慣れないうちは居心地があまりよくなかったです…」(オーストラリア出身)
「上司と部下の関係性が古風な文化のせいで、できあがってしまうのは仕事上非効率的だと思います。でも、飲み会の席では無礼講というように、垣根を超えて親しくできる機会があるのはいい文化かもしれません」(フランス出身)
飲み会の場でよく耳にする「無礼講」という言葉。上司や部下といった立場をこえて楽しむことを意味しますが、お酒の席では、最低限のマナーは必要不可欠。人の迷惑にならないよう振る舞いたいものですね。
2.クリスマスなのに働くの?/フランス出身
毎年12月の一大イベントである「クリスマス」。日本でも盛り上がる風物詩でもありますが、海外の過ごし方はまったく異なるようです。
「日本ではクリスマスなのに働くことが一般的で驚きました。お店や役所関係も普通に営業していましたが、フランスではどこも閉まるのが当たり前です。大抵の人にとってはクリスマスは休日で、日本のお正月のような感じだと思います」(フランス出身)
フランス出身の人がいっていたように、一部の国でクリスマスは大変重要なシーズンイベント。多くの人は休暇をとり、働かないみたいですね。ちなみにフランスでは、クリスマスの前後1週間ほど休むケースが多いのだとか。