危ないッ!外国人が見た日本の不思議な「習慣」5つ【年末年始】

なぜ年末年始に休むの?/アメリカ出身

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続いては、「日本の年末年始」について。年末年始といえば、待ちに待った長期休みのひとつで、お正月にはゆっくりとした時間を過ごしたり、地元に帰省したりしますよね。しかし、海外の年末年始は日本とは異なります。

例えば、アメリカなどの欧米企業には年末年始に長期休みはありません。日本企業では一般的に数日〜1週間くらいの休みが設けられますが、欧米では大みそかも仕事を早めに切り上げるくらいで、1月2日から仕事が始まることも。

日本で働くアメリカ出身の人によると「日本人はなぜ年末年始に長期間休むの?」と、不思議に思った様子。なぜなら欧米の人はクリスマス休暇をしっかりととるからです。

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アメリカでは年末年始よりもクリスマスのほうが重要とされており、日本のお正月のようにゆっくり過ごすことが習慣となっているのだとか。日本はクリスマスの日が休みになりませんから、そのギャップに驚くかたもいるようですね。

ちなみに日本ではクリスマスといえば恋人と過ごす日、というイメージがありますが、アメリカでは家族と過ごすのが一般的。

また、お店もほとんど閉まっているためお出かけしてクリスマスを楽しむ、というよりも家族団らんの日という意味合いの方が強いのかもしれませんね。

そしてアメリカではさまざまな宗教のかたが暮らしているので、「メリークリスマス」ではなく、「ハッピーホリデー」ということが多いそうですよ。

今回お話を伺ったアメリカ出身の人は、クリスマスではなく年末年始の長期休暇にギャップを感じたそうですが、日本流のスタイルを尊重したいという気持ちもあるそうです。

このように私たちにとっては当たり前のように過ごしていることでも、外国人にとっては「一体、なぜ?」と疑問に思うこともたくさんあるようですね。

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