危ないッ!外国人が見た日本の不思議な「習慣」5つ【年末年始】


生卵を食べるの?/フィリピン出身etc…

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次にご紹介するのは「日本の生食文化」についてです。日本では、お刺身など食材を「生」で食べる文化が浸透していますよね。ほかにもいろいろと生で食べるグルメがありますが、多くの外国人が日本を訪れて驚くもののひとつに「生卵」があげられます。

実は、海外では魚よりも生で食べる国が少なく、生卵を苦手と感じる人も少なくありません。卵は火を通して食べることが一般的で、日本のように生で食べる国はかなり珍しいのだとか。

「生卵を食べると食中毒になる危険があるので、フィリピンでは絶対に食べません。なので日本人が卵かけご飯を食べる姿を見て衝撃を受けました」(フィリピン出身)

「日本の生卵は安全かもしれませんが、母国では生で食べる文化がなかったので、いまだに抵抗があります」(アメリカ出身)

「生卵や半熟卵は、お腹を壊す可能性が高いから食べないようにといわれています」(イタリア出身)

いくら日本の生卵が安全といっても母国では食べ慣れていないものを食べるのは少し抵抗があるもの。さらに実際に食べたかたからは、「食感が苦手だった」という声も聞こえてきました。

タイ出身の男性は「生卵のドロドロ感が…」とコメント。無理して食べることはないですが、苦手な食材も調理方法を変えて食べられるといいですよね。

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なかには日本の生卵にハマったという声もありました。例えば、アメリカ出身の人によると牛丼のトッピングでついている卵については、まろやかでコクが増すのだとか。

「昔、日本人の友人が『ネギ玉牛丼』を食べていて、最初は『え…生卵食べてる』ってびっくりしました。でも一口食べてみるとピリ辛だけど卵がまろやかでクセになりました。

基本の食べ方は黄身だけをのせるみたいですけど、僕はまろやかになるので白身も一緒にのせるのが好きです!」(アメリカ出身)

このように食べ慣れていない食材に関しては、苦手と感じる人もいるなか、挑戦してみると美味しさにハマったという人もいるみたいですね。ちなみに卵料理つながりで、外国人のかたに「卵焼き・目玉焼きになにをつけてたべる?」と質問してみました。

「味がついているから、何もかけない!」(韓国出身)

「目玉焼きにはケチャップ!」(台湾出身)

ちなみに台湾出身の人によると、「台湾ではキッコーマンのしょう油をかける人が多いけど、自分自身の好みはケチャップ」ということでした。同じ卵料理でも人によって好みが異なるのも、食文化のおもしろさといえるのではないでしょうか。

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