関門海峡を歩いて渡る。人だけが通れる海底の道「関門トンネル人道」

本州の西の端、山口県下関市と九州の間にある「関門海峡」。最も狭い場所は約650mと、1kmにも満たない海峡ですが、関門海峡を渡るためにはさまざまな手段が用意されています。車、電車、新幹線、船、フェリーなどが一般的な渡り方ですが、実は海の底を歩いて渡れるトンネルがあるのをご存じでしょうか?

日本で唯一、県境に作られた海底トンネル「関門トンネル人道」は、本州と九州を行き来するのにとてもおすすめの方法。今回は「関門トンネル人道」へ行って来ましたので、早速ご紹介していきます。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

大人気観光地のトンネル

image by:Shutterstock.com

狭い関門海峡ですが、独特な潮流を持つことで知られています。交通が整備されるはるか昔、木製の船では渡ることが困難なほど潮の流れが早く、座礁してしまうことも多かったのだとか。

いまは高速道路も新幹線も繋がっていますが、海底の「関門トンネル人道」は古くからあるノスタルジックなトンネルです。

1958(昭和33)年の開業当時は九州と本州を歩いて渡れると大人気に。一大観光名所にもなったという歴史を持っており、いまでも1日に約700人、週末にはもっとたくさんの人が利用する海底にある観光トンネルです。

人だけが通れる海底の道

image by:WorldStock/Shutterstock.com

車が通るから「車道」、人が通るから「人道」と名付けられたこのトンネルの長さは全長約780m。地下約55mの場所に作られています。

人だけが通ることのできる特別なトンネルで、ペットを連れて入ることはできません。自転車を押して通行するのは可能ですが、必ず歩いて渡りきらなければいけません。

通行料はなんと無料!誰でも気軽に通り抜けられるので、地元の人々はお散歩やジョギングによく使用しています。自転車や原付バイクなどの通行には20円かかるので注意してくださいね。

今回のスタートは下関側から

image by:Koshiro K/Shutterstock.com

今回は下関側からスタート!拠点となるのは下関市唐戸町にある観光名所「カモンワーフ」です。


同所はレストランやお土産物屋さんなどが集まった観光客向けのショッピング施設です。下関名物のふぐ料理や水揚げされたばかりの魚介をたっぷり使った海鮮丼から回転寿司、焼き肉、カレー、タピオカ、ジェラートまでなんでもそろう充実ぶり。

有料駐車場となりますが食事をすれば割引サービスもあり。車を止めて食事を取ってから「関門トンネル人道」に向かうコースがおすすめです。トンネルの入口付近にも駐車場はありますが、週末ともなると満車の場合も多いのでこちらのほうが安心です。

車を停めたら、しっかり腹ごしらえをしてから徒歩で九州へと出かけましょう。お土産物屋さんも多数入っているので、トンネルを往復した後にお土産探しを楽しむのも旅の良い思い出になるはず!

Page: 1 2

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。