お得なLCCジェットスターで行く「四国八十八ヶ所」お遍路めぐり

image by:photoAC

自然に触れながらパワースポットをめぐると、心も身体もリフレッシュできるもの。昨今では、自粛生活が続くなか少しばかり癒しが足りていない…ということもあるかもしれません。そんなときこそ、改めて自分を見つめなおすという意味でも「四国八十八ヶ所めぐり」が最適。

関東近郊から四国主要都市へのフライトは減便の傾向にありますが、上手くタイミングさえあえば、格安で四国への巡礼旅が楽しめるのです。今回は、LCCの「ジェットスター」を使った四国八十八ヶ所お遍路旅をご紹介していきます!

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

四国八十八ヶ所とは?

81番白峯寺image by:赤池リカ

弘法大師生誕の地である四国。弘法大師はこの地で42歳のとき、人々に災難が及ばないように四国のいろいろなところに霊場を作ったのが、4県にまたがる88カ所のお寺(札所)の所以です。

現代ではその88カ所を回ることで、巡礼者に宿る88の煩悩が取り除かれるといわれています。

長く続くコロナ禍で多くの人は精神的に大きなストレスを抱えることになり、さらに終息の見通しが立っていないというのが現状です。

そのなかで改めて自分の今後の生き方を見つめ直すという意味もあり、最近では四国八十八ヶ所霊場めぐりが密かな注目を集めています。

関東からのアクセスや予算は?

成田空港第3ターミナルimage by:赤池リカ

関東周辺にお住まいのかたで成田空港を利用する場合、LCCの「ジェットスター」がとてもお得で便利です。

発願(ほつがん/最初にお参りするお寺で願いを唱えること)から、結願(けちがん/最後の88カ所目のお寺をお参りすることで願いが結ばれること)まで、すべてレンタカーを利用した場合、およそ9泊10日の長丁場になります。

一方でそんなに長い間会社を休めないよ…というかたは、極端な話、日帰りで何回かに分けて訪れるのも可能です。


81番白峯寺付近から高松市内と遠く瀬戸大橋を眺めるimage by:赤池リカ

以下に「9泊10日プラン」と「日帰りプラン」それぞれの予算を挙げてみました。

【9泊10日で一度ですべて巡礼する場合】

項目 金額 備考
航空券 約1万5,000円 成田からジェットスターが高松・松山・高知へ就航
宿泊費 約6万3,000円 宿坊やビジネスホテル利用で平均6,000円程度
レンタカー 約5万円 1日当たり5,000円前後

【日帰りで合計12回のアクセスで巡礼する場合】

項目 金額 備考
航空券 約18万円 ジェットスター利用で1回あたり1万5,000円平均
宿泊費 0円
レンタカー 約6万円 1日当たり5,000円前後

最近では、ホテルや航空券の大幅な値下げが行われているため、大きな予算をかけることなく満願まで進めることができるでしょう。宿泊にするか、日帰りを繰り返すかを比較すると、予算的にはそれほど大きな違いは出てきません。

寝泊りはビジネスホテルではなく、愛媛県の「道後温泉」など宿泊施設にもこだわりたいというかたでしたら、宿泊プランの方が高くなります。

逆に、不定期で行われているジェットスターのセールなどで格安チケットをゲットできた場合は、日帰りを繰り返すプランが安くなるでしょう。

上記に挙げた以外の費用としては、巡拝用品(最低でも白衣・わげさ・御朱印帳・お線香とロウソク)の事前購入と、お寺での御朱印代金(各お寺300円)、駐車場代ガソリン代等を念頭に入れておきましょう。

Page: 1 2

TRiP EDiTOR編集部 :TRiP EDiTORは、「旅と人生をもっと楽しく編集できる」をコンセプトに、旅のプロが語りつくす新しい旅行メディアです。