お得なLCCジェットスターで行く「四国八十八ヶ所」お遍路めぐり
1番札所から88番札所まで順番に巡礼
2年前になりますが、2020年が「うるう年」というタイミングでした。通常、1番札所から88番札所まで順番に打つ(お参りする)のが通例ですが、このうるう年の時期に逆打ち(88番札所から1番まで順番を逆)で巡礼すると、ご利益が通常の3倍になるという言い伝えがあります。
今回、筆者はやはり4年に一度、3倍のご利益というキャッチフレーズに惹かれ、88番札所から発願するべく、成田〜高松便の日帰りでチャレンジ。
往路 | GK411 | 成田7:55発→高松9:25着 |
復路 | GK418 | 高松19:25→成田20:50着 |
弘法大師様と「同行二人」の如く、私の長い長いお遍路旅の始まりです。お寺での御朱印は午前7時から午後5時までのため、上記フライトは巡拝旅にはまさにベストフライト!
空港でレンタカーを借りて、午前10時前には高松空港を出発することができます。お参りの作法は、基本的には全く難しいことはありません。
- 手水場(ちょうずば)で手と口を清めます。
- 鐘楼(しょうろう)で鐘を叩きます。お寺によっては1度のみと張り紙がある場合もあるので、何度も叩くのは控えましょう。
- 線香3本とロウソクをお供えします。
- 本堂(そのお寺のご本尊様)と太子堂でお参り。
- 納札(おさめふだ/ご自身の名前や願い事を書いたもの)を納めます。
- 納経所で御朱印をもらいます。
上記の繰り返しです。バスツアーでは、上記3〜4をする前に6の御朱印をもらいに行くケースもいますが、なるべく順番通りに行くことがベスト。なぜならお参りして祈願した上で、そのご利益の一部をいただくという意味が本来の御朱印の意味だからです。
香川のグルメも満喫!
このような形でお寺をめぐると、次第に自分のペースというのがわかってきます。私の場合は1カ寺あたり約30分、次のお寺までの移動で平均30分と仮定し、午前10時から午後5時までの約7時間で、1日7カ寺前後お参りできるかなと体感しました。
もちろん、せっかくの四国旅ですので、ご当地グルメも満喫したいですよね。参拝の後は、高松の人気グルメ「骨付鳥(ほねつきどり)」で人気の「一鶴(いっかく)」を訪れました!
コリコリとした歯ごたえの「おやどり」と、やわらかい食感の「ひなどり」の2種類があり、ボリューム満点。
今回は、女性にも人気ということで「ひなどり」にしましたが、ぜひ次回は「おやどり」にもトライしてみたいと思えるような、スパイシーでビールが進む贅沢な逸品です。
このような形で、風光明媚な四国の遍路道約1,400kmの道なりを日帰りで約12回に分けて、ご当地のグルメや観光地も満喫しながら巡拝する旅。
普段は信仰とか全く興味のなかった筆者ですが、これまでの自分の行いを振り返り、そして今後の自身の生き方を見つめなおす良い機会になったと実感しています。皆さんもぜひ参考にしてみてくださいね。
- image by:photoAC
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- ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。