生協もオリジナルの日本酒もあった、意外すぎる「皇居」のトリビア

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いままでに、「皇居」へ訪れた経験はありますか?正月や天皇誕生日には皇族の方々が宮殿のベランダに立ち、参賀者に手を振っている映像をテレビか何かで見た人は少なくないと思いますが、実際に皇居へ足を踏み入れた人は少数派かもしれません。

そこで今回は、ちょっと謎めいた存在の皇居に関するトリビアについてまとめてみました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

無料で皇居内を見学できる「一般参観」

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まずは、軽いトリビアから。冒頭でも書いたとおり、正月や天皇誕生日は、皇居に入れたり、自分の目で皇族を見かけたりすることも可能です。

しかし、皇族は見られないものの、皇居には普段から申し込めば入れるとご存じでしたでしょうか?

もちろん都心部に何十年も暮らしている人にとっては当たり前の話だと思いますが、最近都心に引っ越してきた、あるいは東京でも郊外に暮らしていて、千代田区にはあまり縁がない人は、意外に知らないかもしれません。

これを「一般参観」といって、新型コロナウイルス感染症の影響が出始めたころは中止になったものの、当日受付または事前予約すれば、宮内庁の職員のガイドのもとで、皇居の内側の一部を1時間以上かけてゆっくりと散策できるプログラムが平日に普通に行われています。

もちろん人数制限はあって、コロナ禍では1日120名(事前申請分50人・当日受付分70人)まで。それでも事前受付、当日受付それぞれに枠が確保されているので、予約なしで当日行っても、見られるチャンスは十分にあるのですね。

「長和殿」image by:photoAC

JR東京駅の丸の内中央口から真っすぐ皇居の方向へ歩くと「桔梗門」があります。

その桔梗門から入って、「窓明館」という休憩所であれこれ参観の準備をして、富士見櫓下〜宮内庁庁舎前〜宮殿東庭〜正門鉄橋(渡って折り返し)などをめぐり、最初の桔梗門へ戻るというルート。


個人的に最大の見どころだと思う場所は、テレビで見る宮殿「長和殿」と、「正門鉄橋」いわゆる「二重橋」です。二重橋は特に爽快。皇居外苑からいつも眺めるだけだった場所から、丸の内のビル群を広い空の下に眺められます。

しかも、このツアーは無料。東京観光のひとつの目玉にしてみてはいかがですか?

  • 宮内庁「参観案内(参観申込ほか)」
  • 休止日を除く毎日午前1回・午後1回、合計2回実施
  • 公式サイト

皇宮警察には特別な訓練がある

「桔梗門」image by:photoAC

先ほどのツアーでは、桔梗門から入り、また桔梗門から出てくるとご紹介しました。この桔梗門ではきっと「皇宮警察」を見かけるはずです。その皇宮警察とは、

<天皇・皇后・皇太子その他の皇族の護衛、皇居・御所・離宮・御用邸・陵墓などの皇室用財産およびそれに付帯する国有財産の警備などにあたる警察組織。本部は警察庁の付属機関>(岩波書店『広辞苑』より引用)

とあります。

似たような警察でも、皇室関連の護衛・警備にあたる警察組織をいうのですね。さらに皇宮警察はその特殊な立場から、力だけでなく知力も求められるみたいです。

ほかの警察学校でもやっているものの、皇宮警察学校の課外授業では、和歌・書道・華道・茶道・英会話などの学びを通じて、品位を求められるのだとか。

さらに珍しい特徴として、乗馬の訓練もあります。天皇皇后両陛下を護衛したり、場所に乗る外国の国賓を護衛したりする際に、一部の皇宮護衛官(側衛官)が騎馬で担当するので、その訓練もあるのですね。

また、全国の警察で唯一、皇宮警察の職員は消防活動も行います。皇宮警察は、「警察官」でありなら「消防士」でもあるのですね。

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