海外で外国人がびっくりするほど「ヤバい意味」になっちゃう意外な日本語

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ハードオフ/英語

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最近、古本屋の「ブックオフ」と、中古のオーディオなどを販売する「ハードオフ」が、実は別会社だったという事実を知り、びっくりしました。

てっきり、同じ会社の別事業かと思っていたら、創業者同士が知り合いというだけで、別会社のお店みたいなのです。

Jタウンネットの取材によれば、新品のオーディオ販売を手掛けていた新潟県の会社が、業績悪化とともに中古ビジネスをスタートしようと考えたそう。

その際、古本屋の経営を始めたブックオフの話を聞いて、経営者同士で連絡を取り合い、ブックオフが新潟に初出店。そしてハードオフを新潟県の会社が、ブックオフと同じテナントでスタートしたみたいなのですね。

ただこのハードオフ、扱う商品の違いから「ブック」を「ハード」に変えた店名のため、英語を使う人たちには微妙な響きが生まれています。

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「ハードオフ(hard off)」の対義語は「ハードオン(hard on)」で、意味は「男性のシンボルが立ち上がる」という俗語。逆にハードオフは、「シンボルが柔らかくなる」といった印象が生まれてしまいます。

また、「ジャークオフ(jerk off)」という俗語もあり、意味は「(男性の)ひとりでの行為」です。「ハードオン」と「ジャークオフ」という言葉との関係で、何かすごく関係のない連想をしてしまう言葉なのですね。

実際に、筆者が仕事で付き合いのあるアメリカ人男性にいわれて「なるほどー」と思いました。

あまり機会はないかもしれませんが、アメリカなどの英語圏で店名を出す際には、ちょっとした注意が必要かもしれません。

アメリカ人と何かの縁で会話する機会があり、「休日は何をしているの?」などと聞かれ、「(いつも)ハードオフ(行っている)」みたいな答えを返すと、微妙な空気になってしまうからですね。

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