海外で外国人がびっくりするほど「ヤバい意味」になっちゃう意外な日本語
噛む/英語
アメリカへ旅行に出掛け、現地でさまざまなグルメを堪能すると思います。いろいろなものを食べるとき「噛む」という日本語を使う機会があるかもしれません。
あるいは、ヘビや動物に触れ合う機会が現地であり、係員が笑顔で差し出してきたとします。ちょっと怖くなって「噛むかな!?」と、アメリカ人の係員に思わず日本語で問いかけてしまうかもしれません。
そのとき、もしかするとその「噛む」は相手にとって「come」に聞こえるかもしれませんし、「cum」に聞こえるかもしれません。
「come」も「cum」も発音記号は一緒です。「come」はご存じの単語ですが、「cum」の意味を知っている日本人は、意外に少ないはず。
語源辞典を読むと、どうやらポルノ小説の中で「come」のバリエーションとして「cum」が生まれたのではないかとされています。時期は1973(昭和48)年です。比較的最近の造語ですね。
そもそも「come」は、何かに到達するという雰囲気があり、「絶頂に到達する」といった意味があります。
何度も使われているうちに名詞は動詞化していき、結果として「cum」も動詞の役割を持つようになり俗語を持つようになりました。
状況が全く違うので英語圏の人たちには何かの偶然だと分かるはずですが、ちょっと考えすぎるタイプの想像力豊かな人が周りにいた場合、「噛む、噛む、噛む」はちょっと違った響きを持ちかねないのですね。
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