海外で外国人がびっくりするほど「ヤバい意味」になっちゃう意外な日本語

Array
2022/07/02

噛む/英語

image by:Shutterstock.com

アメリカへ旅行に出掛け、現地でさまざまなグルメを堪能すると思います。いろいろなものを食べるとき「噛む」という日本語を使う機会があるかもしれません。

あるいは、ヘビや動物に触れ合う機会が現地であり、係員が笑顔で差し出してきたとします。ちょっと怖くなって「噛むかな!?」と、アメリカ人の係員に思わず日本語で問いかけてしまうかもしれません。

そのとき、もしかするとその「噛む」は相手にとって「come」に聞こえるかもしれませんし、「cum」に聞こえるかもしれません。

「come」も「cum」も発音記号は一緒です。「come」はご存じの単語ですが、「cum」の意味を知っている日本人は、意外に少ないはず。

語源辞典を読むと、どうやらポルノ小説の中で「come」のバリエーションとして「cum」が生まれたのではないかとされています。時期は1973(昭和48)年です。比較的最近の造語ですね。

そもそも「come」は、何かに到達するという雰囲気があり、「絶頂に到達する」といった意味があります。

何度も使われているうちに名詞は動詞化していき、結果として「cum」も動詞の役割を持つようになり俗語を持つようになりました。

状況が全く違うので英語圏の人たちには何かの偶然だと分かるはずですが、ちょっと考えすぎるタイプの想像力豊かな人が周りにいた場合、「噛む、噛む、噛む」はちょっと違った響きを持ちかねないのですね。


いま読まれてます
 全国 カイゼン、センパイ、スコシ……海外で通じるようになった意外な日本語たち ★ 345
 その他のエリア なぜ旅行にはデニムよりキレイめの紺パンを持っていった方がいいのか? ★ 224
 海外 海外で気をつけたい、日本人が外国人を思わずイラッとさせる「NGワード」 ★ 40
 国内 えっ「下の毛」はどこ!?外国人が考える日本人の七不思議etc【月間人気記事ランキング】 ★ 9
 東京 老舗焼鳥店「川名」に元カレとの別れを乗り越えて行ってきた ★ 166
エアトリ 憧れの北欧。デンマーク・コペンハーゲンで暮らすように旅をする
海外で外国人がびっくりするほど「ヤバい意味」になっちゃう意外な日本語
この記事が気に入ったら
いいね!しよう
TRiP EDiTORの最新情報をお届け
TRiPEDiTORオフィシャルメルマガ登録
TRiP EDiTORの最新記事が水・土で届きます