海外と日本では食文化が異なるように、使われている食材や調味料も実にさまざまです。
最近では、韓国料理でおなじみの「コチュジャン」や、中華料理を作るときに便利な「味覇(ウェイパー)」などを日本のスーパーマーケットで見かけることも珍しくありません。
筆者も先日、横浜中華街のメインストリートで、普段見かけない珍しい調味料を発見!試しに購入してみると、焼いたお肉にかけるだけでめちゃめちゃ美味しい…!なんてことがありました。
そんな数えきれないほどたくさんある調味料ですが、世界的に浸透しているものもありますよね。
例えば、「トマト・ケチャップ(以下・ケチャップ)」もそのひとつ。しかし実は、美食の国として知られるフランスではなんと「ケチャップ」がNGとされているのだそう。
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フランスでは「ケチャップ」が禁止!?
フライドポテトに付けたり、オムライスを作るときに使ったり、なにかと便利な「ケチャップ」。
一家にひとつはあるといっても過言ではない調味料ですが、なんとフランスではケチャップの使用が禁じられているケースがあるとのこと。
例えば、フランスの学校や大学のカフェテリアでは、ケチャップの使用がNGに。2011年に報道された、ロサンゼルス・タイムズの記事によると、健康的な食事を促進するために政府が禁止したそう。
同じケチャップでも、アメリカのトマトを使ったケチャップの利用が禁止されていて、フランス人の健康的な食生活と伝統的な料理を守るためなのだとか。
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