筆者が韓国旅行に行ったときに、たまたま目にした「ペアルック」でデートするカップルたち。はじめは気にもとめませんでしたが、その後もすれ違うペアルックカップルの多さに、あっちも!こっちも!と驚いた思い出があります。
日本のカップルたちもおそろいのコーディネートでデートを楽しんでいることもありますが、圧倒的に韓国の方が多いように感じました。
もしかしたら韓国ドラマでもあるように、実際のカップルもロマンチックなやりとりを楽しんでいるのかもしれませんね。
そこで今回は、日本在住の韓国人にリアルな「韓国人の恋愛」の様子を教えてもらうべく、恋人同士の日常など、韓国での当たり前についてたくさん語っていただきました。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
最近のカップルは「リンクコーデ」を楽しむ
先ほどご紹介したように、韓国では多くのカップルがごく普通にペアルックを楽しんでいます。ただ同じ洋服を着こなすだけでなく、「リンクコーデ」という、部分的にさりげなくおそろいにするスタイルも人気の様子。
「韓国には全身ペアルックのカップルもいるけど、靴だけおそろいとかが多いかもしれないです。全身の色味を合わせてリンクコーデを楽しむ人たちも多いですね。やっぱり、せっかくのデートは一緒にオシャレしたいし!」(10代女性)
日本では全身おそろいの服装というのはなかなか勇気がいりますが、韓国のように周りもペアルックだとすんなり楽しめますね。おそろいのアイテムを身につけていると、一目でカップルということがわかるところも魅力のひとつなのかもしれません。
毎週のように「記念日」がある
韓国人カップルは「記念日」をとても大切にします。それは日本人も同じでは?と感じる人も多いと思いますが、実はその記念日の数がハンパないのだそうです。
「日本に来て、カップルたちが記念日に無関心なことに驚きました。韓国では付き合って10日目、20日目、100日目とかも祝います。あと毎年のアニバーサリーと、交際期間を祝う記念日が多いのが当たり前ですね」(20代女性)
「日本にもありますが、バレンタインとかクリスマスのイベントはとても重要です。あと『ローズデー』とか『ムービーデー』とか、毎月14日になにかしらの記念日がありますよ」(20代男性)
「ローズデー」とは5月14日にバラをプレゼントする日で、「ムービーデー」は12月14日に一緒に映画を観る日なのだそう。
ほかにも6月14日は「キスデー」、8月14日には一緒に音楽を聞いたり森林浴に出かける「ミュージック&グリーンデー」があったりと、カップルは毎月大忙しな模様。
さらに誕生日やクリスマスといった一般的なイベントもお祝いするので、多いときは毎週のように記念日を過ごしているそうですよ。
相手に「詩」を贈る韓国人男性
カップルならではのイベントが多い韓国。たくさんの記念日があることをご紹介しましたが、韓国ではお互いが楽しんで参加している様子。
とくに韓国の男性は、記念日でなくとも花束を渡すようなロマンチストな人が多いのだとか。そして「詩」を好む人も多く、彼女への贈り物に詩集を選ぶこともあるそうですよ。そんなロマンチストな韓国人男性は、愛情表現も超ストレート。
「日本ではあまりカップルが外出先でイチャイチャしているイメージがありません。でも韓国人は外でも人目を気にせずイチャイチャします。人前での密着度も高いし、デートするときは彼が必ず私の首に手をかけて歩いてます」(20代女性)
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