まさか日本人が「貧乏」を実感?ハワイ旅行で変わったこと【2022】

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意外と多い現地「マスク」着用率、日本から持参すべきワケ

2021年4月のハワイ・ワイキキ通り様子。image by:funboxphoto/Shutterstock.com

マスクの着用は、ハワイで一時期は「義務」であり、もし違反すると罰金というルールがありました。しかし今はどこも基本的にマスクは不要です。

ただ2022年8月時点、マスクをまだ着用している現地の人も多いなという印象でした。アメリカ本土と違って「島」という場所柄、感染対策を自ら行って“自衛”していると感じました。

マスクはできれば滞在日数分プラスアルファで、日本から持ち込むことを強くオススメします。現地でマスクを買おうとした方が、たった10枚セットで10ドル(約1,450円)以上したとのこと。現地ではマスクもかなり割高です。

現地の「治安」がさらに悪化、防犯対策は万全に

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海外旅行で最も気を付けたいのが「現地の治安」です。ハワイは治安が良いイメージがあるかと思いますが、現地に滞在した経験からいうと、もともと「あまり良くない」という印象です。

特に、日本人旅行客がよく滞在するワイキキエリア、アラモアナエリア、ダウンタウンエリアなどは、以前からホームレスが多くいました。

それが、新型コロナ禍で生活困窮者がさらに増え、治安が悪化しています。店舗の閉店でシャッター通りになった場所などは、これまで以上に、治安に気を付けないといけません。

ハワイ行き航空券も高騰、もはや庶民には高嶺の花に…

ホノルルのダニエル・K・イノウエ国際空港。2022年4月撮影。image by:BUI LE MANH HUNG/Shutterstock.com

ハワイ現地へ行く前にも注意しなければいけない点があります。「航空券代の高騰」です。

新型コロナ禍で、日本とハワイを結ぶ運航便の数は激減しました。現在は徐々再開しているものの、全盛期には及びません。LCC(格安航空会社)のハワイ便もまだ少なめ。そのため、航空券の価格も上がっています。

さらに、燃油サーチャージが過去最高値を更新中。ANAやJALといった大手航空会社でハワイを往復すると、基本運賃からさらに10万円ほど高くなります。

以前のように気軽にハワイへ行けるようになるには、まだ数年以上はかかりそうですし、その後も先行き不明です。現地の状況も先述通り、いろいろ厳しいものがあります。

ハワイ島の西海岸。2022年8月撮影。image by:シカマアキ

ただ、ハワイの人々は以前通り温かく迎えてくれ、現地の心地よい風を感じ、美しい光景を見ると「やっぱりハワイはいい」と実感できます。

もしも直近でハワイへ行かれるなら、現地の最新情報を積極的に収集し、治安にくれぐれも気を付けて楽しんでください。

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  • ※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
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