最高だ、ジャパン。中国人が絶賛した「日本のいいところ」10選

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知らない場所を訪れると、その土地にしかない魅力に惹かれることがありますよね。国内を旅行していても、海外へ行っても、異文化を感じるからこそ、良い面も見えてきます。

それは海外から日本を訪れた外国人たちも感じることがあるそう。そこで今回は、日本に住んでいる、または住んだことのある中国出身のみなさんに「日本のいいところ」についてお話しを伺ってみました。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

中国人が思う、日本の「いいところ」10選

1.ホテルにアメニティが用意されていること

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まずは、日本ならではの「おもてなし文化」に感動したという話から。日本では、高級なラグジュアリーホテルをはじめ、気軽に泊まれるビジネスホテルやカプセルホテルなど、多種多様な宿泊施設がありますよね。

最近では従来のホテルとは一味違う、個性豊かなコンセプトホテルも続々とオープンし、周辺を観光しなくてもホテルステイだけで非日常感を味わうことも可能です。

そんな日本のバラエティ豊かなホテルに宿泊した中国出身者によると、母国との大きな違いに驚いたことがあったそう。

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「日本だとホテルに歯ブラシなどのアメニティグッズ、浴衣など清潔な寝巻きが必ず用意されていますよね。これは日本のおもてなしの心が行き届いているからこそ。とても素敵だと思います」(中国出身30代・女性)

かつて上海市内のホテルでは、歯ブラシやボディーソープなどの最低限のアメニティが用意されていたそう。

しかし2019年より、ホテルでは使い捨てアメニティの提供を控えるようになりました。これは「上海市生活ごみ管理条例」がもとになっており、ゴミの削減を目指した動きのひとつです。ただ、このような取り組みは中国だけでなく、日本でも行われています。

日本では2022年4月1日から「プラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律」(通称・プラスチック資源循環法)が施行されました。このためホテル側は、特定プラスチック製品のアメニティの提供方法を変えたり、素材を再生可能なものへ変更したりしています。今後、国内外でホテルにどんな変化があるか注目していきたいですね。


2.空気が綺麗なところ

日本「新宿御苑」(2019年)image by:Shalom Rufeisen/Shutterstock.com

続いては、日本人があまり気が付かない一面について。とある中国出身者からは「日本は空気が綺麗」という声が聞こえてきました。

「日本は空気が綺麗です。中国の大連空港(大連周水子国際空港)に飛行機が到着する際の景色は、晴れていてもいつも灰色がかっています。日本に戻ってきて初めて外の空気を吸うと、改めて空気の綺麗さを感じます」(中国出身40代・男性)

中国「上海」(2019年)image by:atiger/Shutterstock.com

日本国内では、PM2.5の測定が全国各地で行われています。なかでも山形県の公式サイトによると、空気のきれいな都道府県をランキング化したところ、同県は2016年度から2019年度にかけて4年連続で第1位に輝いたのだそうですよ。

3.プチプラコスメの品質が高いところ

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「ドラッグストアなど、身近なお店で売っている『プチプラコスメ』が充実しているところが好きです。最近では日本の100円ショップ雑貨屋さんでもコスメ類を販売していますが、化粧品専門店と同等以上に質が良いものがたくさんあると思います」(中国出身40代・女性)

百貨店などのデパコス(デパートコスメ)をはじめとしたコスメ類は、日常生活に欠かせないアイテムのひとつ。なかでもドラッグストアなどで購入できるお得なプチプラコスメは、手軽に試しやすく、価格帯も手頃なのでお土産としても重宝しますよね。

4.洋服のサイズが正確なこと

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洋服を店頭で購入する際、みなさんは試着をするタイプですか?それともしないタイプですか?

筆者はいつもと同じサイズであれば試着をしないことが多いのですが、たまに購入したあとに「思っていたサイズが違った」と後悔することがあります。そんな失敗を防ぐためにも試着はとても便利ですよね。

ただ、今回お話しを伺った中国出身者によると「中国で洋服を買うときは絶対に試着した方がいい」とアドバイスがありました。

「日本の服はサイズが正確なので失敗が少ないと思います。たとえ多少の差はあっても、メーカーが異なっても、サイズにそこまで大きな差はありませんし、MサイズがLサイズになることはないですよね。でも中国の服は同じMサイズでもブカブカで着れなかったり、きつすぎるということが結構あります。なのでタグだけ見るのではなく、ちゃんと試着が必要です!」(中国出身30代・女性)

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