東京からわずか1時間で気軽に小旅行気分を味わえる江の島は、一年中たくさんの観光客で賑わう湘南の人気スポットです。
2020年の東京オリンピックでは、セーリング競技の開催地として江の島ヨットハーバーが決定。周辺にはおしゃれなお店が続々と増えていることから、これからさらに注目を集めそうな予感。
すでに観光地としてはもちろん、パワースポット、デートスポットとしてもお馴染みなので、「今さら江の島?」と思う人もいるかもしれませんが、実は意外と奥深く、様々な楽しみ方ができる場所なのをご存知でしょうか?
江島神社を訪れたら「奥津宮」まで行ってみよう
江の島を訪れる人のほとんどが自動的にお参りしていると言っていい江島神社は、日本三大弁財天のひとつに数えられる由緒正しい神社で、「奥津宮」「中津宮」「辺津宮」の三社からなります。
なかには面倒くさくて一番手前の「辺津宮」だけで江の島参りを済ませてしまう人もいると思いますが、ご利益を期待するならやっぱり一番奥に位置する「奥津宮」まで足を伸ばしてほしいもの。
アーティストも足を運ぶ芸事の聖地
弁財天を祀っていることから、江島神社が金運アップに所縁があることは広く知られていますが、この神様は知恵と芸事の女神でもあるので、密かに成功祈願やヒット祈願に足を運ぶ芸能人やアーティストも少なくありません。
中津宮には江戸歌舞伎「市村座」と「中村座」が奉献した一対の石燈籠や歌舞伎役者の手形も残され、芸事に携わる人にとっては都内から気軽に行ける聖地として人気です。