便利なものにあふれているニッポン。普段使いしている日用品のなかには、とても画期的なものがありますよね。
例えば、長持ちタイプのトイレットペーパーは、長さが増えた上にロール数が少ないため、収納に便利。取り替え回数も省略可能なところが嬉しいポイントです。
もちろん日用品だけでなく、これら以外にも日常的に便利なことはありますが、慣れてしまえば当たり前になって意識しないですよね。
しかし外国人からすると、日本での日常生活で驚いたり感動したりすることがある様子。なかでも日本から距離的に近く、SNSで便利グッズが話題になっている中国に着目し、実際に中国出身の皆さんにお話しを伺ってみました。
早速、日本人が当たり前と思っているけど、中国人が日本で受けたカルチャーショックについてご紹介していきます。
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
日本では「ちょっとしたストレス」がない?
まずは「生活用品」について。あげだしたらキリがないほど、日常的に使うアイテムはたくさんありますよね。
さきほどのトイレットペーパーだけでなく、コンパクトになる詰め替え用のシャンプー類やつぶしやすいペットボトル、ラベルがすぐに剥がせる調味料など、いろんな企業努力のもとに私たちの生活は支えられています。そんななか、少し意外なアイテムにコメントが集まっていました。
「文房具のクオリティが全然違います。中国の文房具は安いのですが、インクが出なかったり、紙がガサガサで書きづらかったりするんです」(中国出身)
「日本の日用品は低価格です。でも安くても、壊れにくくて、長く使えるのがいい。中国でも日本の日用品は人気があります」(中国出身)
「やっぱり文房具が使いやすくてすごい!ボールペンも安いのに壊れにくい。一生使えるくらい丈夫です!」(中国出身)
「中国のガムテープはとても使いにくいです。にちゃにちゃして、切れにくいし、剥がしにくい。日本の日用品はちょっとしたことでもストレスがないので最高!」(中国出身)
スーパーのお買い物がシンプル。その理由は?
続いては、日常生活で欠かせない「スーパー」でのカルチャーショックについて。最近では、セルフレジが浸透し、非接触でのお会計が可能になりましたが、それ以外の一面に注目したコメントも。中国よりも日本のスーパーの方が便利という声もありました。
「日本では、スーパーで食品を買うときに価格表示が必ずされていますよね。だからレジに持っていくだけなのが便利です。中国では野菜や果物の価格表示がなくて、自分で重さを測る必要があります。なので日本みたいにシンプルなお買い物がとても好きです」(中国出身)
「店員さんの対応が全然違います。別に特別な対応を求めてはいないのですが、スーパーでも商品を丁寧に扱ってくれるので安心。すばらしいです!」(中国出身)
「お肉と海鮮の質がとてもいい、すごいです!中国のスーパーではラム肉やトリ肉などいろんなお肉が売られていますが、ひどいお店だと『あたり』が出ます(笑)でも日本は家から近いスーパーでも高品質だとおもいます。特別なスーパーに行かなくていいのが便利」(中国出身)
国が違えば文化も異なるもので、日常生活で受けるカルチャーショックは実にさまざまです。なかには母国では当たり前だと思っていても、他国では通じなかったりすることも珍しくありませんよね。
だから知らない文化に触れ、カルチャーショックを感じながら、さまざまな国の魅力を見つけて自分の生活を潤していきたいですね。
- image by:ymgerman/Shutterstock.com
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