第2位は香港、日本は何位?世界で「家賃」が最も高い国ランキング

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皆さんは、理想の賃貸物件を探すとき、どんな条件を重要視していますか?立地や部屋の広さなど、人によって好みの条件は多種多様ですが、重要な項目のひとつとして「家賃」があげられます。

例えば、東京や大阪といった日本のなかでも有数の大都市になると、家賃が高くなり、地方だと安くなる傾向があったり、場所によって月々にかかる費用はさまざまです。

そこで今回は、世界の家賃相場に注目し、1ベッドルームの部屋(日本でいう1LDK)を中心部で借りる際の家賃に焦点を絞って、都市部の家賃が世界で最も高い国をランキング形式で紹介します。

とある国では世界一裕福といわれる生活を送る人たちも。一体、どこの国がランキングNo. 1の家賃を誇るのでしょうか。

※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの海外渡航・入国情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。

第5位:アメリカ

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家賃の相場ランキングについては、さまざまな情報源があるため、何を参考にするかで結果が変わってきます。

そこで今回は、世界各国のユーザーの口コミ情報に基づき、 物価や治安の良さなどをデータベース化する、セルビアに拠点を置くNumbeoを参考にしました。

そのなかから、1ベッドルームの部屋を街の中心部で借りる際の国別家賃ランキングを参考にしています。

ランキング結果を見ると、世界第5位1,707.96米ドルで「アメリカ」でした。日本円にして約23万2,017円ほど。いかがでしょうか。高いと感じますか?安いと感じますか?

ただ、この数値はあくまでも平均です。アメリカ国内でも高い都市・安い都市があって、Bloombergの記事によると、1ベッドルームの部屋を借りようとした場合、アメリカ国内でもニューヨークサンフランシスコサンノゼボストンマイアミがトップ5で高いと分かります。


ニューヨークは3,780米ドル(約51万3,494円)、サンフランシスコは3,100米ドル(約42万1,119円)、サンノゼが2,710米ドル(約36万8,139円)、ボストンが2,600米ドル(約35万3,197円)、マイアミが2,500米ドル(約33万9,612円)です。

東京都心部と比べてもかなりの高額な家賃といえるのではないでしょうか。

第4位:スイス

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都市部の家賃が世界で4番目に高い国は「スイス」だとされています。

ユーザーから集まったデータをNumbeoが集計した結果、1,738.72米ドルという金額が出たようです。日本円にして約23万6,196円ほどとなります。

過去に「大阪は第37位、東京は?世界で最も『生活費がかかる都市』ランキング」でも紹介したとおりスイスの都市は、生活費がかかる都市ランキングで上位を独占しています。

具体的にはチューリヒジュネーブバーゼルベルンが世界2位~5位を独占しています。

例えば、マクドナルドのビッグマックが単品で6.50スイスフラン、セット価格で11.70スイスフランです。日本円に換算すると単品が約961円、セットで約1,731円。

デリバリーの場合はもうちょっと高くて単品7.40スイスフランになりますから、日本円にして約1,095円ほどになります。マックのハンバーガー1個で1,000円超えですから家賃も当然、それなりに高くなるのですね。

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イギリスの定期刊行物「エコノミスト(Economist)」の調査部門が実施した生活費調査「Worldwide Cost of Living 2020」を見てもスイスのチューリヒは、パリや香港と並んで世界No.1に入っています。

ちなみに筆者も世界を旅するなかで、いろいろな国の人を見ましたが、スイスの航空会社に勤務する若いスイス人パイロットを取材したとき、立ち振る舞いや言葉から育ちの良さがあふれんばかりに伝わってきて、ちょっと圧倒された記憶があります。

そのイメージが筆者にはあるため、このランキング結果にはなんだか納得させられてしまいました。

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