第2位は香港、日本は何位?世界で「家賃」が最も高い国ランキング
第3位:カタール
「カタール」という国をご存じですか?サッカーワールドカップで日本が熱狂したばかりですが、そのサッカーワールドカップが開催された国でもあります。
カタールとは人口が約280万人ほど、国土の面積も秋田県よりちょっと狭いくらいの小さな国です。
アラビア語を話すアラブ人が暮らす中東のイスラム教国家で、サウジアラビアなどがあるアラビア半島の東岸、ペルシャ湾に面した国になります。
首都はドーハ。先ほどからのサッカーつながりでいえば、30年近く前のサッカー日本代表がワールドカップの初出場を残り数十秒のところで逃した「ドーハの悲劇」が起きた舞台でもあります。
Numbeoによると、そのカタールの都市部が世界で3番目に家賃が高いとされています。具体的な金額は1,771.25米ドル。日本円にして約24万0,615円ですね。
国内経済は政府の歳出に依存していて、政府の歳入のほとんどは石油・天然ガスからの収入。
産経新聞の記事によると、豊富な地下資源に支えられたカタールの人たちは「世界一裕福」ともいえるくらいの暮らしを送っているのだとか。
日本人の感覚では想像できないくらいの豊かさで、職種によっては大卒の初任給が月200万を超えるケースもあるそう。その意味で考えればこの家賃相場は妥当といえそうですね。
第2位:香港
第2位は物価が高い土地として有名な「香港」でした。世界で最も生活費がかかる都市としても名前があがるほどです。
先ほども紹介したとおり、イギリスの定期刊行物「エコノミスト(Economist)」の調査部門が実施した生活費調査を見ても香港は、スイスのチューリヒ、パリと並んで世界No.1に入っています。
Numbeoによると、1ベッドルームの部屋を香港の中心部で借りようとすると、2,260.12米ドルが相場として必要になるみたいです。日本円にして約30万7,026円ほど。
世界的なコンサルティング会社マーサーの「Cost of Living(世界生計費調査)2022年版」でも約31万円といった数字が出ていますから、かなり信ぴょう性の高い金額のようです。