ヤバすぎるけど慣れたら楽しい?中国本土で体験した「トラブル」の数々

広東省の道路。image by:シカマアキ


機内で発熱疑い乗客発生、日本発ANA便なのに2時間出られず

中国でSARSが流行していたころ、大阪発北京行きのANA機内で、北京到着時に2時間閉じ込められました。理由は、機内で発熱を訴える日本人の乗客が出たこと。

機内を消毒するスタッフ(イメージ)image by:Shutterstock.com

中国当局の白装束集団が機内にドカドカと入ってきて、発熱疑いの日本人は後方座席に隔離され、全員検温。事態が解決するまで、全員の乗客が降機させてもらえませんでした。機内から出た時の安心感は並々ならぬものがありました。

24時間営業のはずの「コンビニ」が中国では早々クローズが当たり前!?

中国の上海には「セブン-イレブン」「ローソン」「ファミリーマート」と、日本三大コンビニエンスストアがそろって進出。日本とは商品ラインアップが異なるとはいえ、おなじみのコンビニがあるのは日本人旅行客にとってもありがたい存在です。

上海の「ファミリーマート」image by:シカマアキ

しかし注意しないといけないのは、商品以上に「営業時間」です。例えば、地下鉄の駅構内にあった「ファミリーマート」は朝7時から夜7時まで。

ホテル近くの「ローソン」も夜8時閉店でした。中国では同じコンビニでも夜遅くまで開いておらず、夕食難民になりかけました。日本と同じお店でも、営業時間は大きく異なります。

上海の外灘にある「渡し船」がカオで全身筋肉痛に

中国人は日本人のように、きっちり行列をして並ぶことはあまりありません。横入りはザラ。

上海、外灘(バンド)の渡し船から見えた夜景。image by:シカマアキ

上海の外灘は、一大観光スポット。黄浦江を、渡し船なら当時たった2元で渡ることができました。特に夜は上海のビル群の夜景が船上から望めるため、大人気。

その分、船も超満員で、最前列はまさに戦場でした。譲り合いの精神など一切なく、翌日は全身筋肉痛。どっと疲れたのはいうまでもありません。

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