キャンプをする上で、1番重要な道具は何だと思いますか?数あるキャンプ道具の中でも、なくてはならないものがテントですよね。
個人的にもキャンプを始める時に、1番悩んだのがテント選び。テントは自分たちのキャンプスタイルを作るといっても過言ではない重要なアイテムです。
これは買って失敗だったな…と思う経験も重ねながら試行錯誤しながらキャンプを続けていく内に、この先もずっと使い続けたいと惚れ込む愛用テントに出会いました。
そのテントは、「Nordisk(ノルディスク)」の「ウトガルド13.2(Utgard13.213.2)」。今回はこのテントについてご紹介します。
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目次
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
キャンパー憧れの「Nordisk」とは、一体どんなブランドなのか?
Nordiskとは、北欧・デンマークで生まれた世界的な老舗アウトドアブランドです。デンマークやドイツなどを拠点に世界各国の販売店に輸出され、日本には2010(平成22)年に上陸しました。
「本当の贅沢な時間はアウトドアシーンにある」という考えで、アウトドア用品やサービスを通じて、人々が自然に触れ、幸せを感じる贅沢な時間 「Hygge(ヒュッゲ)」を提案しています。
レジャーとしてアウトドアを楽しむ人から本格派のキャンパーまで、アウトドアシーンで使える幅広いアウトドア用品を扱っています。
なかでもRegacyシリーズと呼ばれるテントは、近年流行しているグランピングの火付け役ともいわれる人気の商品。特長はシンプルで上質なデザインと品質の高さ。シロクマのロゴマークがかわいくて印象的です。
アウトドア用品の販売のほかに、グランピング・キャンプ場の開発やノルディスクアイテムを使うユーザー向けのサービスの運営をしています。
最近ではキャンパーの聖地と呼ばれる静岡県の「ふもとっぱらキャンプ場」に「Villa Nordisk」という最先端の宿泊体験施設を開いたり、三重県のいなべ市と協力しながら、いなべ市の豊かな自然の中で「Hygge」を体感できるいままでにないアウトドアフィールドを開業したりと、わくわくするような新しいものを次々に生み出しています。
キャンプ好きとしては、今後もNordiskの展開に目が離せません。
愛すべき「Nordisk」、2つの大きな魅力
Nordiskの魅力は大きく2つです。
シンプルで上質感のあるデザイン
Nordiskの魅力は、なんといってもそのデザイン。
多くの色を使わずシンプルな色使いとフォルム。上質感がありながらも、ホッとするナチュラルな雰囲気。北欧らしい独特なデザインです。
その上質感から近年ブームになっているグランピングでもNordiskのテントがよく使用され、日本でもよく知られるようになりました。
個人的にキャンプ場を周って色んなテントを見てきましたが、Nordiskのようなフォルムの白いテントはなかなか見ません。キャンプ場で定番アウトドアブランドの似た形のテントが並ぶ中で、目に留まる特別感のあるデザインだと思います。
テントは高価なものなので長く使いたいと思う人が多いと思いますが、その点でもシンプルで飽きのこないデザインは魅力です。
機能性の高さ
Nordiskの魅力は見た目のデザインの良さだけではありません。見た目は良いけど機能性は劣るという商品にがっかりしたことがあるかと思いますが、ノルディスクの商品は見た目のデザインと機能性の高さが両立しているまさに理想的な商品です。
代表的な商品であるテントやタープは北欧の厳しい寒さに耐えられるように出来ているので、耐久性が高く丈夫で長持ち。
ポリコットン製なので、保温性・通気性に優れており、夏は涼しく冬はあたたかく通年通して快適に過ごすことができます。
なぜ我が家がNordiskの「ウトガルド13.2」を選んだのか?
開放感と広々としたお座敷スペースを確保
一言でいうと、家族4人でキャンプする上での利便性が決め手になりました。
我が家は子ども2人連れのファミリーキャンプ。キャンプを始めたころは、寝室とリビングスペースに分かれた2ルーム型のテントを使っていました。
2ルームテントのリビングスペースは通常土間のように靴を履いて過ごしますが、キャンプを続ける内に、大きいレジャーシートを敷いて靴を脱いで過ごすようになりました。
子どもが小さいこともあり、オムツを変えたり、天気の悪い時に中で遊んだり、靴を脱いで過ごせるお座敷スペースが広い方が便利だと気付いたんです。
そこで家のように使えるテントがあったらと、新しいテントを探し始めました。
ウトガルドはまさに家のようなフォルム。6人が入れる広々とした四角い空間を、ベッドスペース、テーブルを置いたリビングスペースと分けて家の一室のように使えます。
前と後にドアがあるので、出入りしやすいだけでなく、窓のように使ってテントの中にいながら自然の中の開放感を楽しめるのも気持ち良さそうだなと惹かれました。
意外と簡単に設営でき、通年使用が可能
加えて一見難しそうに思える設営も、構造がシンプルなので慣れれば比較的簡単に設営できるのも嬉しいポイント。
また、1年通してキャンプを楽しみたいと思っても、子ども連れだと夏の暑さや冬の寒さが気にかかるところ。
前述しましたが、Nordiskのテントはポリコットン製。通気性・保温性に優れているので、夏は涼しく冬はあたたかく快適に過ごせるという点も、選ぶときの決め手になりました。
利便性、そして圧倒的なデザイン性の高さ&雰囲気の良さ
高い利便性もさることながら、家形のテントのフォルムと白を基調としたシンプルでナチュラルな雰囲気がとても気に入り一目惚れしてしまったのも、決して安くはないウトガルドの購入に踏み切った大きな理由です。
ウトガルド13.2(Utgard13.2)のスペック詳細(一覧)
構造 | シングルウォール |
フライシートサイズ | 長さ295cm、幅430cm、高さ240cm |
収納サイズ | 直径35cm、長さ124cm |
総重量 | 24kg |
使用人数 | 6〜8人用 |
フライシート素材 | ポリエステル65%、ナイロン35% |
静水圧 | 350 mm |
出入口 | ダブルエントランス |
窓 | 大型メッシュ窓×4、小型窓×2 |
ガイロープ(付属) | 高強力ポリエステル5.0 with Nordisk alu triangular slider |
ポール(付属) | スティール 9 ピース |
ペグ(付属) | スティール V型ペグ(24ピース) |
Nordisk購入まで悩みに悩んだ、比較対象だったテントたち
Nordiskのウトガルド購入のきっかけは、2ルームのテントを使ううちに家形の広いテントの方が家族でキャンプをするには便利だと気付いたからですが、家形のテントも色々なものがあるので迷いました。
買う時に比較していたのは、DODの「エイテント」、テンマクデザインの「ペポ」、Nordiskの「アスガルド」の3つです。
それぞれを比較した結果、家族4人での使用を想定した空間の広さと、スペースが四角であることでのテント内のレイアウトのしやすさを重視し、DODのエイテントとNordiskのウトガルドの2択に絞りました。
価格としてはエイテントの方が購入しやすかったのですが、エイテントが品薄で在庫のない状態が続いていたことと、ウトガルドの方が広さがあることとデザインに強く惹かれていたことで、最終的にウトガルドを購入しました。
「Nordisk」のテントは、慈しみたくなる最高の相棒だ
ウトガルドは、それまでのわたしのキャンプの概念を覆してくれるテントでした。
キャンプは不便を楽しむものといったりしますが、どうキャンプを楽しむかは自由。ウトガルドのテントのおかげでキャンプが快適になり、自然の中でゆっくりと心地いい時間を過ごせるようになりました。
それまではキャンプ場に行っても日中はキャンプ場の外に観光しに行く旅行のような過ごし方をしていたのに、滞在中キャンプ場の中でゆっくりと過ごすように自然に変わっていきました。
さらに快適に過ごすためにはどうしたらいいか?と工夫したり、テントを中心としたサイトのレイアウトや雰囲気作りも楽しむように。
わたしも夫も新しいものが好きで、常に行ったことのないキャンプ場を探しているような性格なのに、購入してからほかのテントには目移りせず、自分たちのキャンプの相棒のような感覚です。
使う程に愛着が湧いて、自然の中にNordiskのテントがある景色を眺めるのも写真を撮るのも楽しい。こういう感覚を「慈しむ」というのかも。
テントを通じて、Nordiskが提案している、人々が自然に触れ、幸せを感じる贅沢な時間 「Hygge」を体感する程に、かわいいシロクマロゴのついたグッズを洗いざらいほしくなってしまう。いまでは立派なNordiskファンです。
みなさんもぜひNordiskが運営する施設や店舗で商品に触れて、その魅力を体験してみてくださいね。
- image by:葉山めぐみ
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