即完売!テンマクデザイン「サーカスTC」はなぜそんなにも人気なのか?
数あるキャンプギアの中でも、最もこだわりたいのがキャンプの顔ともいえる「テント」。
せっかくキャンプに行くのであれば、見た目や快適性、コストパフォーマンスすべてに置いて優れた、とっておきのテントを手に入れたいものです。
「そんな都合のいいテントって存在するの?」と疑問を持った方におすすめしたいのが、「tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)」(以下、テンマクデザイン)の「サーカスTC DX」です。
今回は「サーカスTC DX」のヘビーユーザーである筆者の目線から、おすすめする理由や実際に使ってみた感想など、徹底レビューでご紹介します。
目次
※本記事は新型コロナウイルス感染拡大時のお出かけを推奨するものではありません。新型コロナウイルスの国内・各都道府県情報および各施設の公式情報を必ずご確認ください。
そもそも「テンマクデザイン」とは?
サーカスTC DXをリリースしている「テンマクデザイン」は、アウトドアショップ「WILD-1」が展開しているオリジナルブランドです。
WILD-1は「アウトドア初心者でも気軽に訪れることができるショップ」をコンセプトとしており、実際にテンマクブランドからは、お手頃価格で使いやすい商品が数多く発売されています。
そんなテンマクデザインの中でも圧倒的な人気を誇っているのが、今回ご紹介する「サーカスTC DX」を始めとしたサーカスTCシリーズです。
サーカスTCシリーズが人気である、4つの理由
サーカスTCシリーズは2016年に初代商品である「サーカスTC」が発売され、その魅力から即日完売。そして現在も「サーカスTC DX」など新しいモデルが出る度に即完売となるほど、絶大な人気を誇ります。
では一体なぜ、そこまで多くの人気を集めているのでしょうか。その理由について、4つご紹介していきます。
とにかく設営が簡単な「ワンポールテント」であること
ポールが何本も必要なドーム型テントとは異なり、ワンポールテントはその名のとおり1本のメインポールを中央に立てるだけで設営が完了します。
慣れれば10分ほどで設営可能なので、キャンプ初心者でも安心。設営後のキャンプ時間を思う存分楽しむことができます。
ペグ打ちの「ガイド」がかなり便利
ドーム型テントと比べて設営が楽であるワンポールテントですが、とはいえコツが必要です。ワンポールテントの設営で最も苦労する「あるある」といえば、ペグダウンの位置が決まらず、綺麗にテントを張れないこと。
しかし、サーカスTCシリーズにはペグの位置を決める専用のガイドが付属しており、これを使えばペグダウンの位置で失敗してしまうことはありません。
テント生地は火の粉に強く遮光性が高い「TC素材」
商品名に書いてあるように、サーカスTCシリーズはTC素材というポリエステルとコットンの混紡生地で作られています。
比較的安価かつ強度があり耐水性も高いため、最もスタンダードな素材としてテントに使用されているのがポリエステル。しかし大きなデメリットとして火の粉に非常に弱く結露しやすいという一面があります。
一方、コットンはポリエステルとは逆に火の粉に強く結露しにくいというメリットがありますが、耐水性が低くコストもかかり、さらには重いというデメリットも。
これら2つの素材のメリットを活かしつつデメリットを抑えたのが、サーカスTCシリーズで使用されているTC素材です。
TC素材は結露しにくい、火の粉に強い、さらには遮光性が高いといった特徴があり、冬から夏まで4シーズン通して快適にテント内で過ごすことができます。
「コストパフォーマンス」が非常に高い
抜群の使い勝手を誇るサーカスTCシリーズですが、「サーカスTC」は税込3万8280円、「サーカスTC DX」は税込4万7300円(すべて公式サイト価格)と比較的お手頃価格で手に入れることができます。
たとえば、同じTC素材のテントだとogawa(オガワ)の「グロッケ12T/C」は約10万円、グランピングでも多数使用されている人気テント、Nordisk(ノルディスク)の「アスガルド7.1」は約12万円のため、サーカスTCシリーズのコスパの高さが一目瞭然ですね。
サーカスTCシリーズで「DX」が最もおすすめな理由
サーカスTCシリーズには、後述するサイドフラップがない「TCシリーズ」とサイドフラップがある「TC DXシリーズ」の2タイプがあり、それぞれのタイプでさらに数種類のサイズ展開があります。
豊富なラインアップがあってどれを選べばいいのか悩んでしまいますが、実際に使用している筆者は以下2点の理由で「サーカスTC DX」が最もおすすめだと考えます。
「DX」ならでは!サイドフラップによる利便性・居住性のアップ
「サーカスTC DX」ならではであるサイドフラップを張り出すと、まるで玄関の軒先のように雨や日差しを遮ることができ、小さいながらもタープの役割や前室の拡張までできます。
通常のワンポールテントや「TCシリーズ」では雨が降ってきたらテントの出入り口を閉めるしか対策がありませんが、サイドフラップがあればテントを閉めなくても、雨に濡れることなく快適に過ごすことが可能です。
ソロからデュオまで使いやすい大きさ
「サーカスTC DX」は組立サイズが4,200×4,420×2,800(mm)と、1つの区画サイト内でタープと併用ができたり、撤収作業が苦にならないちょうどいいサイズ感です。
ちなみに「サーカスTC BIG」というビッグサイズの展開もあるのですが、こちらは組立サイズが5,470×5,200×3,500(mm)とかなり大きいため取り回しが難しく、筆者としてはソロからデュオまでなら通常サイズをおすすめします。
「サーカスTC DX」を実際に使ってみた感想
ここからは、筆者が実際に「サーカスTC DX」でキャンプをしてみた素直な感想を紹介します。
前後2カ所を開けた時の解放感が気持ちいい
「サーカスTCシリーズ」は、2カ所の出入り口を全開にすることでシェルターのように使用することが可能。
テント内にいても、吹き抜ける風や目の前の景色を五感で味わうことができます。日中の時間帯は、ぜひ解放感がたまらないオープンスタイルでダイナミックな自然を楽しんでみてください。
スカート部分だけポリエステル素材という配慮が嬉しい
TC素材で作られている「サーカスTC DX」ですが、地面に接するスカート部分だけは乾きやすいポリエステル素材になっています。
どんなテントを使っていても接地部分は朝露で濡れてしまいますが、「サーカスTC DX」なら朝起きた後にスカートの水を払っておけば、撤収時までには乾くことがほとんどです。
おすすめの過ごし方は「コットスタイル」
「サーカスTCシリーズ」は床が無く土足でテント内を歩けるため、その強みを存分に活かせるコットスタイルが非常におすすめです。
コットと蚊帳を併用すれば、春や夏でも虫の存在を気にすることなく寝ることができます。
ソロからデュオ、2人までが快適人数
すべてのキャンプギアをテント内に配置する場合、コットスタイルで快適に就寝可能な人数は2人までだと感じました。
ワンポールテントはティピー型(円錐形)のためにサイドがデッドスペースに。3人以上で使用するとスペースが足りず窮屈に感じてしまいます。
2人での使い勝手が抜群に良いため、デュオキャンプでの使用が最もおすすめです。
「サーカスTCシリーズ」を、キャンプの相棒に
なお2023年2月現在、「サーカスTC DX」には新たなシリーズとして「サーカスTC DX+」が発売されています。
「DX」と「DX+」の違いは「大型10番コイルファスナーに変更」と「スライダーをトリプルに変更」の2点のみ。つまりファスナー仕様の変更で、居住性などには変更がありません。
サーカスTCシリーズは、涼しく使える「メッシュインナーセット4/5」や、センターポールを外して二股化し居住性をアップさせる「サーカストリポット」、DXシリーズのフラップをさらに使いやすくする「サーカスTC DX専用窓付きフロントフラップ」など、オプションもかなり充実しています。
ぜひキャンプの相棒として、設営が簡単でコストパフォーマンスも高い「サーカスTCシリーズ」の新幕を取り入れてみてはいかがでしょうか。
- tent-Mark DESIGNS(テンマクデザイン)
- 公式サイト
- image by:よう
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