飛行機の機内でどう過ごすかで、旅行全体が変わるといっても過言ではありません。とくに、海外旅行で飛行時間が10時間以上といった長時間に及ぶ場合、事前の情報収集と準備がとても大事です。
どこの席に座るか、または指定すべきか。そして、機内に持ち込むアイテムなどもあらかじめ知っておくと、機内での疲れ具合がガラリと変わってきます。
長年、そして現在も、国内そして海外を飛び回る筆者が、旅のプロならではの視点で、機内でのおすすめの過ごし方を紹介します。
目次
- 1フライトで最も大事なのは「座席選び」
- 2機内で快適に過ごすには?LCCは持込制限に注意
- 3機内に持ち込む「アイテム」はこれがおすすめ!
- 4大手エアラインと違う対策もLCCには必要
- 5機内で仕事するのもアリ…それでも座席選びは重要
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フライトで最も大事なのは「座席選び」
まず、機内で過ごすためになにより大事なのは、座席選びです。特に、10時間を超える国際線の長距離フライトでは、座席によって疲れ具合が大きく異なります。
筆者は、2時間以内のフライトだと窓側席、2時間以上だと通路側席を必ず事前指定。事前指定が有料だと、その料金は先に支払います。
事前指定しない場合、例えば「3-3」などの座席配列だと、真ん中の席が割り当てられる可能性があり、両端に誰か座ると非常に窮屈でストレスがたまります。
座席指定でおすすめなのは、「3-3-3」の場合だと、中央ブロックの通路側。
左右ブロックだと窓側から2人が通路に出るときに協力しなければなりませんが、中央ブロックだと両端から出られるため、最大でも1人ですみます。
国内線は長くても2〜3時間以内なので、普通席で十分です。しかし、長時間になる国際線の場合、エコノミークラスで満席だと正直、疲れます。
人気が高い足元が広い座席、もしくは、「プレミアムエコノミー」や「ビジネスクラス」といった上級クラスにアップグレードすると、疲れの度合いが全然違います。ただ、アップグレードは非常に高額な場合もあるので、値段次第です。
機内で快適に過ごすには?LCCは持込制限に注意
機内でどう過ごすか、筆者はよく映画を観ています。最近は映画などラインアップを、航空会社が公式Webサイトで公開していることも。
また、映画や雑誌などをダウンロード済みの「タブレット」を持参します。近ごろはUSBポートや電源のある座席も増えています。バッテリー残量が心配のため、搭乗予定の機材も事前チェック。
以前は、本や雑誌などを持ち込んでいました。しかし最近、機内持込手荷物の制限が厳しくなっています。
特にLCC(格安航空会社)では、「7kg以内」などのルールがあり、搭乗前にしっかり荷物の重さを計測されますので注意が必要です。
機内に持ち込む「アイテム」はこれがおすすめ!
国際線の中長距離フライトでは、機内でどれだけ睡眠できるかで、旅の疲れが変わってきます。
機内では、できるだけリラックスできる服装で「上着」「ストール」などは必ず持参。
空気で膨らませる「ネックピロー」と、「アイマスク」「耳栓」「スリッパ」も持ち込みます。人によっては「リップクリーム」「化粧水」などの乾燥対策グッズもお忘れなく。
また、機内食のあとに歯を磨きにくい場合も想定し、個包装の「マウスウォッシュ」、水を使わずに使える「歯磨きシート」もおすすめ。
「ペットボトルの水」も、保安検査後に必ず購入。座席に座ってから使うアイテムは、搭乗前、または搭乗直後に「エコバッグ」などにまとめて入れておくと、使うたびに出し入れする手間が省けます。
国際線は、液体物の機内持込は100mlまでです。くれぐれもご注意ください。
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