韓国人は「優しい」って本当?日本人がショックを受ける意外な一面

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韓国人は「優しい」や「情に厚い」と聞いたことはありませんか?日本人が海外から「恥ずかしがり屋」や「几帳面で勤勉」といわれるように、国によってさまざまなイメージがありますよね。

もちろんそのイメージに全ての人が当てはまるわけではありませんが、実際に韓国出身の皆さんにお話を伺ってみると、意外な一面を知ることができました。

そこで今回は、韓国での社会人生活家族との関係性まで、韓国人の知られざる当たり前についてご紹介していきます。

休憩はみんなでランチに行く

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韓国人は、仕事の休憩中もみんなと一緒。チーム内のメンバーみんなでランチに出かけることが日常的に行われています。

日本人は休憩時間をひとりでゆっくり過ごす人も少なくないですが、韓国人はお昼休みこそ、みんなでワイワイ話しながら食事を楽しむのが一般的だそうです。

「日本では、会社のお昼休みにひとりでランチへ行くことも珍しくないですよね。でも韓国の会社で働いていたときは、毎日のようにお昼ご飯をみんなで食べて、食後はカフェに行くことが当たり前でした」(30代女性)

朝昼晩のご飯は社員食堂で

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みんなでご飯を食べる文化がさかんであることから、多くの韓国企業では社員食堂を設けています。

「会社に食堂があって、朝昼晩と利用できるのが便利です。日本にいるときは、旦那さんへのお弁当作りが大変でしたが、いまは社員食堂を積極的に利用してもらってるのでほんとに助かります!あと物価が高くなっているので、安くておいしい社食がありがたいです」(20代女性)

上司のいうことは絶対

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毎日会社の人とランチをともにするなんて、さぞ上司ともフランクな関係なのでしょうと思いきや、上下関係は日本よりも厳しい様子。


「組織のなかで年上の人や立場の高い人に対して敬意を抱いて接するのはわかるのですが、上の人間の意見が絶対なので、慣れていないと大変かもしれません。日本と比べると、韓国は上下関係ができすぎていて、上司も断固として自分の意見を曲げない姿勢だったりすることもあります」(40代男性)

目上の人への絶対的な信頼も儒教の教えによるもの。それは社内の飲み会マナーなどにも通ずるものがあるそうです。

「年上の人とお酒を飲むときは、顔を横にそむけて飲むのが韓国式のマナー。目上の人の前でタバコを吸うのはマナー違反なので、許可を得ない限りは吸いません」(30代女性)

上下関係が徹底されていますね。昔は両親に対しても敬語が当たり前だったというのだから驚きです。

現在は家庭によって敬語を使わない家もあるそうですが、敬いの精神は変わることなく家族の結びつきは非常に強いといわれています。


日本より祝日が少ない

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「『日本人は働きすぎ!』とよくいいますが、実は韓国人も労働時間が長いです。残業も多いうえに祝日や連休が少なすぎて、韓国企業は正直しんどいです」(30代女性)

祝日の設定はしかたのないことですが、コロナ禍でリモートワークが推奨されてからは、労働時間の短縮が見直されてきているそうです。韓国でも働き方改革が進んでいるということですね。

ビッグサイズが大好き

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社会人生活や現地での働き方などについてご紹介してきましたが、韓国は身近にも不思議があふれています。なかでも「スーパー」は、日本とは違う魅力がたくさん!

「スーパーに売っている食材はとにかく量が多い!たまごは30個入が普通だったり、小分けの食材が少ないので、ひとり暮らしは消費が大変です!」(20代女性)

「韓国人はビッグサイズのものが好きなので、贈り物も大きいほど喜ばれます。スーパーに大容量の食品が並ぶのも好みによるものでしょうね」(30代女性)

「韓国は『1+1』『2+2』など、◯個買ったら◯個おまけというサービスが多いです。お得にたくさん手に入るから、とても嬉しいサービスです」(20代女性)

韓国ならではの分け合い文化

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韓国に大容量の商品が多いのは、昔からいろんなものを分け合いながら生きてきた文化が影響しているのだそう。

人間関係を重視する韓国人は、家族や友人と常に一緒が当たり前。食事を分け合い、ときには物までシェアしながら仲を深めていくのだとか。

なんでも分け合う文化があります。列車で席が隣同士になれば、知らない人でも果物を分け合い、使ってみて気に入った製品があればすぐ友だちとシェアしますよ」(30代女性)

「自分が何か食べるときに『一緒に食べる?』と聞いたり、みんなに分けるのは当たり前です。もちろん不要なときは、素直にいらないといいます」(50代女性)

たしかにこの調子で分け合えば、大容量の食材も問題なく消費できそう。

日本のスーパーでは単身者向けに小分けの食材やお惣菜が多く売られているように、国民性によって商品ラインアップに違いがあるのはおもしろいですね。

思ったことをストレートにいう

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「日本人の妻が私の両親に手袋をプレゼントしたら、どうも気に入らなかったらしく『領収書はある?』と聞かれていました…。妻は『(プレゼントの)手袋と靴下を取り替えたい』といわれて、最初はショックを受けていましたが、『使われないよりマシ!』といっていました。でも私からすると申し訳ないという気持ちでしたね」(30代男性)

思ったことをズバズバいう!この韓国人ならではの文化を知らないと、はじめは驚くと思います。でも私は隠さずいってもらったほうがいいです。『太ったね』っていわれると、ちょっとムッとしてしまうけど、よくよく考えるとダイエットがんばろってなります(笑)」(20代女性)


自由奔放、情に厚いのが韓国人

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自分の意見をはっきりいいますが、決して自分勝手というわけではありません。自分と同じように相手を大事にする、人情深い人が多いのも韓国人の特性かもしれません。

感情表現が豊か人情深い人が多いです。スポーツの大きな世界大会などでは国民全体が一丸となって応援し、知らない人と一緒に涙を流すこともあります」(30代男性)

「情に厚く、他人のちょっとしたトラブルでも心配する人が多いと思います」(30代女性)

「日本人の友人に、家族同士の距離が近いことに驚かれました(笑)例えば、家にいるときはリビングに集まってみんなで同じ時間を過ごすし、寝るときや着替えるとき以外は個室のドアを閉めない。それくらい家族みんな、常に一緒にいます」(30代女性)

韓国人は、なによりも「家族」を大切にします。どんなに仕事が忙しくても、心配事があれば急いで家族のもとへかけつける愛情深い家庭が多いそうです。

このように韓国出身の皆さんにリアルなお話を伺ってみると、カルチャーの面で日本と大きな違いがあることがわかります。もちろんどちらの国の文化も素晴らしく、どちらが優れているなどはありません。

だからこそお互いのことを尊重しながら、多角的な視点から良さを探していきたいですね。

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