暑い夏になると食べたくなる“かき氷”。一昔前までは素朴な屋台のイメージでしたが、近年では映えるスイーツとしても知られていますよね。シロップはもちろん氷の種類や削り方など、こだわりが詰まったお店が多く出店しています。
そこで今回ご紹介したいのが、各店舗の個性が光るかき氷を思う存分楽しめる「おかざきかき氷街道」です。
愛知県岡崎市で2023年4月29日(土)~10月1日(日)まで、開催中。この暑い日々にこそぴったりな同イベントについて紹介していきます。
「おかざきかき氷街道」はどんなイベント?
愛知県のほぼ中央に位置する岡崎市。名古屋からも程近い豊田市のお隣にある中核都市です。徳川家康の出身地としても知られ、生誕の場所である岡崎城が観光のメイン。中核都市とはいうものの、緑の多いのんびりとした雰囲気が魅力です。
そんな岡崎市で毎年開催されているのが「おかざきかき氷街道」です。昔懐かしい街道に名店が連なる、スイーツ好きにはたまらないイベントです。
岡崎の自然の中でおいしいかき氷が味わえるこの街道には、一度食べたら忘れられないかき氷と出会えることでしょう。かき氷がこんなにおいしいとは…と改めて実感させられる絶品ぞろいです。
NHK大河ドラマ『どうする家康』放送記念。「家康氷」をご賞味あれ!
徳川家康公生誕の地ということもあり、NHK大河ドラマ『どうする家康』の放送を記念し、今年は特別企画「家康氷」を提供しています。ほかのかき氷とはどのように違うのか、ぜひ実食してみてください。
また、こちらの特別企画やかき氷のラインアップについては、来年には異なる場合があります。今年しか体験できないかもしれないので、ぜひお見逃しなく。
そのほかにも、イベント期間中にこの家康氷を食べるとお一人様1杯につき1つスタンプがもらえ、全店舗分のスタンプを集めるとオリジナル御朱印帳がいただけます。訪れた記念になるのでこちらも要チェックです。
天然水を使用した氷がほかとは違う口当たり
たかがかき氷と侮るなかれ。同イベントのかき氷は氷から違います。ふんわりと柔らかな口当たりで、すっと溶けてなくなる氷はこの街道がある額田地区で採取される天然水「仙水(せんすい)」を使用したもの。
「仙水」は百名水にも選出されている鳥川を源とする湧水群にある水で、実際に飲んでみても柔らかさがはっきりと分かるようなおいしい天然水。特別な水で作った氷を贅沢に使用しているのが、同イベントの氷なのです。
地元の果物をたっぷり使ったシロップ
特別な額田の水を使った氷と合わせるシロップも地元の農作物を使ったものが主となっています。ゆず、ブルーベリー、いちごなど色鮮やかなフルーツを使ったシロップはもちろん、大豆、お茶、黒ゴマなど驚きの組み合わせも!
中にはフルーツの栽培からシロップになるまですべてを手掛けているお店も多く、新鮮な素材がおいしいシロップになった特別なかき氷がいただけます。