ポツンと浮かぶ夏の絶景スポット…沖縄で楽しめる「無人島」7選

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夏といえば、ビーチ。真っ青な空と、眩しいほどにキラキラ光る青い海が恋しい季節です。海外へ行かずとも日本にも美しいビーチはたくさんあり、特に沖縄地方の海の美しさは世界でもトップレベル。そんな沖縄の海で、夏の間のみ思い切り楽しめるのが“無人島”です。

今回は、この夏ぜひ沖縄観光で訪ねて欲しい無人島を紹介します。

手ぶらで行ける無人島リゾート「ナガンヌ島」

細長い島が特徴的な「ナガンヌ島」image by:Shutterstock.com

慶良間諸島の入口にある「ナガンヌ島」は、那覇から一番近い無人島。泊港から船で30分と抜群のアクセスです。

無料でパラソル&デッキチェアを借りてゆったり過ごすのもいいかも image by:Shutterstock.com

このナガンヌ島は、無人島といってもトイレやシャワーはもちろん、いろいろと設備が整ったリゾート島。パラソル&デッキチェアは無料で使用でき、そのほかシュノーケリングセットなどはレンタルサービスが用意されています。

ナガンヌ島はマリンアクティビティやBBQなど選択肢が多い image by:Shutterstock.com

パラセーリングやバナナボートなどのアクティビティも充実。カジュアルなレストランもあるので、食べ物や飲み物の用意の必要もなく、予約すればBBQを楽しむことも!

日帰りで訪れる人がほとんどですが宿泊も可能。レストハウスはシンプルなつくりですが、エアコンと温水シャワー完備と至れり尽くせり。手軽に無人島体験をしたい人におすすめです。

  • ナガンヌ島
  • 沖縄県那覇市泊3丁目14番2号
  • 098-860-5860(受付時間8:00 〜 17:00)
  • ホームページ

南部観光なら予約不要の「コマカ島」へ!

小さな島「コマカ島」でゆったり過ごす夏もいいかも image by:Shutterstock.com

沖縄本島南部、知念半島の沖合3kmに浮かぶ周囲800mの小さな島「コマカ島」。南部ステイでの無人島遊びならこちらへどうぞ。

あざまさんさんビーチ横に位置する知念海洋レジャーセンター港からボートでたったの15分というアクセスで、1時間に2便運行されているので、予約も不要。無人島に行ってみよう!と、その日の気分で行ける手軽さが魅力です。

自然がそのまま残った島で過ごす贅沢な旅 image by:Shutterstock.com

「コマカ島」にある人工物はトイレのみ。手つかずの自然がそのままの姿で残る島で思いきり海遊びが堪能できます。


周囲800mの小さな島は散策にもおすすめ image by:Shutterstock.com

シュノーケリングで海中散歩を楽しむのもよし、アドベンチャー気分で島内散策に興じるのもよし。浅瀬でもカラフルな熱帯魚の姿がたくさん見られるので、小さな子どもでも安心して無人島体験ができます。

訪れる際はクーラーボックスに冷たい飲み物を用意していくことをおすすめします。また、島へ渡るボートでは荷物が濡れる可能性大なので、携帯やカメラなど用に防水バックの準備があるといいでしょう。

「安慶名敷(あげなしく)島」の世界最高峰の珊瑚の海で泳ぐ

人生に一度は行くべき「座間味島」image by:Shutterstock.com

生きている間に一度は見て欲しいブルーに“座間味ブルー”があります。それは、世界トップレベルの透明度と多種多様の珊瑚が生息する豊かな海に浮かぶ慶良間諸島、座間味島の海の青さ。はるばる飛行機を乗り継いで遠くの海外ビーチへ行かずとも、最高峰の海はここにあるんです。

ブルーのグラデーションが美しい「安慶名敷島」image by:Shutterstock.com

そして、夏の座間味島を訪れたなら、ぜひとも上陸して欲しいのが「安慶名敷(あげなしく)島」。座間味港から無人島渡し船に乗って10分で到着するエメラルドグリーンのビーチです。

まばゆいばかりの真っ白な砂浜の先にはエメラルドからアクアブルー、コバルトブルー、ウルトラマリンブルーへとブルーのグラデーションが広がります。

シュノーケルにはもってこいのビーチでもある image by:Shutterstock.com

砂浜の浅瀬でも透明な海を自由自在に行き交う小さな熱帯魚たちの姿がよく見てとれ、西側の沖水深3mくらいのあたりには見事な珊瑚棚が広がり、さらに水深10mの珊瑚の森エリアもあり、シュノーケル上級者にとっては天国でしかありません。浅瀬でプカプカと浮いているだけでも最高なので、それぞれ自分のレベルに合わせて楽しむことができます。

島に渡る際は飲み物と食べ物の用意をお忘れなく。また、日中、島には日陰がないので、渡し船でパラソルのレンタルも必須です。

  • 安慶名敷島
  • 縄県島尻郡座間味村座間味
  • 090-3795-8467(無人島渡し 第三安清丸)
  • 無人島渡し(1名往復)の料金:大人1,500円/小人1,000円
  • 無人島渡し時間:8:30~17:00
  • ZAMAMI SEA CLUBホームページ

フォトジェニックでは久米島NO.1!「はての浜」

その美しさから“東洋一”と呼ばれる「はての浜」image by:Shutterstock.com

“東洋一”の異名をもつ「はての浜」は、久米島の東側、奥武島・オーハ島の沖合に浮かぶ長さ約7kmの3つの砂州の総称。潮の流れによってその形を変えるのも魅力の美しい無人島です。

そのときの潮の流れによって形を変える海岸線 image by:Shutterstock.com

久米島はビーチの美しさでもよく知られる場所ですが、この「はての浜」の美しさはまた別天地。水平線で海の青と空の青とが交わってグラデーションを描くその風景は、どこをどう切り取っても最高にフォトジェニック!

基本的には何もない島ですが、夏の間は簡易トイレや売店が登場し、訪れる多くの人はシュノーケリングや海水浴を楽しんで過ごします。SUPを楽しむ人の姿も。

久米島旅行には外せないスポット image by:Shutterstock.com

「はての浜」へはイーフビーチから5分ほどの泊港から船で約20分。半日のツアーで訪れる人が一般的で、ツアー会社によってはホテルまで送迎してくれるところもあります。

夏に限らず一年中訪れることが可能なので(海上のコンディションが安定していれば)、久米島に行った際には絶対に足を伸ばして欲しいと思います。

  • はての浜
  • 沖縄県久米島町謝名堂 沖合い
  • 098-985-7131(久米島町商工観光課)
  • 入場料:無料 ※ハテの浜へ行くには有料の渡船を利用
  • 遊泳可能期間:通年
  • 沖縄観光情報WEBサイト

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