クリエイティブはDIYの過程から。芸術家が築80年の長屋再生に着手

空き家を活用したまちづくりは全国でもさかんに行われています。今回「地域移住計画」からご紹介するのは、空き家再生を自分たちの手でやってみようというDIYプロジェクト。芸術家と手を組み、物件を再生する過程までもクリエイティブに彩られる現場を訪れています。

築80年の「空き長屋」を活用した「クリエイター・イン・レジデンス構想」

津島のお天王さまとして尊称される「津島神社」

愛知県津島市に、300坪の敷地内に並ぶ築80年の「空き長屋」があります。

ここを自分たちの手(DIY)で再生しながら、将来的には「クリエイター・イン・レジデンス」として「暮らしをつくる、仕事をつくる、まちをつくる」を体験できる場所にしようという構想が進んでいます。

80年前といえば、戦前の時代。当時紡績業で栄えた津島の女工さんたちの住む場所を確保するために、現オーナー(65歳)のお祖父さんが建てたものだそうです。

時代の流れとともに地域の紡績産業も衰退し、この広い敷地に建てられた長屋も、その役割を終えるかのように思われていました。

しかし現オーナーは、この場所に今一度「命」を吹き込み、人々の想いやアイデアを実現できる場所にすることはできないかと考え、自らの手でここを再生することを決意します。

300坪の敷地に並ぶ築80年の長屋
長屋の入口に立つ2階建ての建物。将来はカフェとしての活用を検討中

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