埼玉県をdis(ディス)りにdisっているにも関わらず、なぜか県民に感謝されている書籍があります。TRiP EDiTORでもご紹介した漫画『翔んで埼玉』。
30年以上前に発売されたにも関わらず、昨年末の復刊から人気が再熱し、今や増刷に増刷を重ねているのだそう。その人気ぶりは埼玉県のエラい方々のお耳にも届いているということで、「そうだ埼玉.com」では各市長の方々にコメントを頂いています。
埼玉disり漫画「翔んで埼玉」20万部→30万部へ!埼玉県各市長らもコメント
「翔んで埼玉」大ヒット中
昨年当サイトでも取り上げた埼玉disり漫画「翔んで埼玉」。
2015年12月17日に2万5000部の発行部数で復刊が決定していましたが、予想を超える予約で、発売日を12月24日に延期し、発売前からいきなり20万部の重版。
そしてなんと発売から2週間で重版が決定し、現在ついに30万部突破です!
2015年の本の年間売上ランキング10位が約32万部、ライトノベルが37万部という数字を見ると、出版業界的に見ても30万部突破はかなり大きな数字ということが分かります。また、1980年代に発表された復刊ということを考えるとこれは異例中の異例。
各市長も反応
この反響を受け、同作品中でもっともいじられている所沢市の市長をはじめ、
埼玉県の各市長さん達もコメントを寄せています。
「『パタリロ!』の作者が、こんな本も出されていたとはついぞ知りませんでした。埼玉のそして所沢の宣伝をしていただき、苦笑しながら感謝しています。魔夜峰央先生は所沢にお住まいだったとのことで、とてもうれしく思います。この漫画がどんどん宣伝され、日本中に広まればさらにうれしいです。感想を、というので家に本を持ち帰ったところ『お父さんも買ったの?』と娘に言われました。既に買って読んでいたのだ…。ええいっ、こうなれば麗・麻美の活躍とブームが本市に吉と出ることを願いたい(所沢市長 藤本正人氏)」。
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